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古着にも円安の影響!? 販売店は大打撃 輸入品の買い付け価格や輸送コストも1.5倍に

円の為替レートを3年前、2021年の1月と比べてみる。1万円をアメリカドルに両替すると、単純計算で約97ドルもらえたのが、いまは64ドル...この円安によって福島県内にも大きな打撃を受けるところがある。

福島テレビ・浅野晋平記者:「アメリカのビンテージ物がズラリと並んでいます。円安の影響を受けて、買い付け価格が2倍になるTシャツもあるということです」

福島県郡山市の古着店「SLUT KORIYAMA」
取り扱う商品のほとんどがアメリカからの輸入品で、アメリカのディーラーから直接買い付けなどを行っている。「SLUT KORIYAMA」の根本樹店長は「本当に2年前とかとは、比べ物にならないぐらい値段も上がっているので、びっくりします」という。記録的な円安により、Tシャツやボトムを中心に全体の買い付け価格は約1.5倍に跳ね上がった。さらに、輸送コストも2023年と比べて約1.5倍に。

逆境を乗り越えるために新しい試みを始めた。根本店長は「(比較的手頃な)今まで置いてなかったヨーロッパ古着とかも新しくやってみている。お手頃な価格で仕入れることで、品数を保つような感じです」と話す。厳しい環境だが、しばらく販売価格は据え置き、円安が収まるのを待ちたいと考えている。
「古着屋さんとか、こういう輸入業の企業の方々は、苦労してらっしゃると思いますので、早く円安は収まって欲しいという気持ちはあります」と根本店長は話した。