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海外拠点の詐欺グループから指示か 詐欺容疑で送検マレーシア国籍の男 繰り返し日本に入国【福島】

逮捕された男は、詐欺目的で繰り返し日本に訪れていた可能性があることが分かった。

10月1日送検されたマレーシア国籍のヘン・テン・リー容疑者(24)は、仲間と共謀して警察官などになりすまし、福島市の80代女性から現金850万円をだまし取った疑いが持たれている。
ヘン容疑者は、現金を受け取るいわゆる「受け子」と見られていて、マレーシアから再度日本に入国したところを逮捕された。

捜査関係者によると、ヘン容疑者は短い滞在期間で、数回に渡り日本を訪れていたことが分かっていて、詐欺目的で渡航を繰り返していた可能性があるということだ。
警察では、ヘン容疑者がSNSなどを通じて、海外に拠点を持つ詐欺グループから指示を受けていた可能性もあるとみて捜査している。