この畑で何を育てているでしょう?
朝、布団から出られない日々が続いています、日野です。
小さな木のようなものが土からでているこの畑...
ここで育てているものとは...
「コンニャク芋」!
みえているのは、茎と葉だそうです。
福島にきて、直売所ではじめて "コンニャク芋" を目撃したとき、それはそれは驚きました。
普段買うコンニャクとは似ても似つかない...
そこで!
どんな風に栽培されているのか、どうコンニャクの形になるのか。謎を探るべく取材に。
福島市荒井にある「ことぶき農園」の宍戸さんにお世話になりました。
荒井にも コンニャク芋農家が50軒ほどあったそうですが、いまは数軒に。
日本で昔から作られる "在来種" という いまでは希少なコンニャク芋を 60年以上 大切に育てていらっしゃいます。
コンニャクとして商品化できるようになるまで、3年もかかるんです。
初めて知りました。
左から、生子(種芋)→1年生→2年生→3年生。
秋に収穫し、春に植え、秋に収穫し...の繰り返し。
凄く手間暇かかっていることを知りました。
コンニャクにするにも時間がかかります。
芋をすったあとに沈殿するのを1時間待ち、茹でるのも少なくとも30分以上...
しかし!!
手間暇かける分、とっても美味しいんです!
なによりもその食感。
普通のコンニャクが "ブルンブルン" とすると、"シャクッ" という感じ。なめらか。
味もとってもよく しみこみます。
たまりません。
取材がスムーズに進むように、料理の途中で 差し替える用のものも用意してくださっていました。
ありがとうございます。
小学校などでも講演されているそうで、この味が受け継がれて続けてほしいと感じました。
宍戸さんが作るコンニャクは、
〇農産物直売所 ここら吾妻店
〇農産物直売所 Yショップここら西店
〇ことぶき農園 コイン販売機
で、3月頃まで販売しています。