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「どこよりも熱い最高の夏に」夏の高校野球福島大会開幕 62チームが甲子園めざし 主将が意気込み話す

高校球児たちの暑い夏が始まった。甲子園出場をかけて夏の高校野球福島大会が7月12日開幕した。

福島市の福島県営あづま球場で行われた開会式。
大会3連覇を狙う聖光学院を先頭に、各高校の選手たちが堂々の入場行進を見せた。
選手宣誓は2年連続で田村高校が務め、國分紘也主将が熱い思いを伝えた。

田村高校・國分紘也主将:「野球ができることに感謝し、最後まで仲間を信じて、どこよりも熱い最高の夏にすることを誓います」

今年は県内の68校62チームが出場。夏の甲子園出場をめざして大会に臨む。

聖光学院・佐藤羅天主将:「チームスローガンが『さざれ石』となっているんですが、その『巌』となって、本当に勇ましく、遮二無二になって、聖光の野球部を作るだけだと思っているので、その分を最後、必死に追い求めて、夏の初戦に対して向かって行きたいと思います」

学法石川・小宅善叶主将:「春にセンバツ出させて貰って、甲子園分かっているのは自分達しかいないので、、やっぱりあの場所は譲れないというか、夏は勝っていくしかないと思うので、更に強い気持ちを持って、一戦一戦必死に戦って行きたいと思っています」

磐城農業・渡邉雄平主将:「ワクワクしている気持ちもあるんですけど、不安もあったり、あす白河高校と対戦するという事で、3年生は最後の大会となるので、最後の集大成となれるように、1,2年生の力も借りて、最後悔いなく頑張りたいと思っています」

磐城・高橋由伸主将:「楽に勝てる試合はないですので、一戦一戦しっかり戦って甲子園出場して、校歌を流したいと思っています」

光南・須藤颯歩主将:「目標は勿論、甲子園なんですけど、その甲子園というのを考え過ぎてしますと、一戦一戦が雑になってしまうので、まず目の前の相手との戦いをしっかりしながら、やっていければと思っています」

そして、12日予定されていた福島東と小高産業技術の開幕試合。ところが開会式が終わると大雨に。1時間ほど様子を見たが、試合は延期され、始球式だけが行われた。開幕試合は13日の第3試合に順延となった。
夏の福島大会は、日程が順調に進めば7月28日に決勝を迎える。