つなごうプロジェクト
福テレは今年開局61年目を迎えました。
福島で生きるひとりひとりが未来へと、
つなぎたいものを、もっとつなぐために。
私たち福島テレビも一緒に、
ひとつひとつの笑顔を、もっとつなぐために。
みんなの「つなごう。」を
合言葉にしたプロジェクトは、
これからも続きます。
何年たっても大切なものを忘れないように。
ひとりじゃないと思えるように。
そして、明るい希望を持ちながら、
もっともっと前を向いて進んでいけるように。
地元の暮らしの中にいるテレビ局だからこそ、
きっと伝えられることがあると信じて、
さまざまな取材やメディアで、
映像やメッセージで、
つなぎつづけていきます。
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150
いのちを守るを、つなぎたい。
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福テレ防災アドバイザー
松尾一郎
- 東京大学大学院の客員教授。タイムラインを使った防災の第一人者。水害・地震・津波・火山災害など様々な自然災害で命を守る防災を訴える。
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#149 自分だけの技を、つなぎたい。
余目一輪車クラブ
佐藤歩緒(福島市)
福島工業高校2年。3歳から一輪車に乗り始め小学生で競技をスタート。全国大会で優勝経験もあり、オリジナルの技を磨き世界一を目指す。
#147 磨きあげた日本酒を、つなぎたい。
宮泉銘醸
宮森大和(会津若松市)
人気ブランド「冩樂」「會津宮泉」の日本酒を醸造する会津若松市の酒蔵の専務。兄で社長の義弘さんと米・水など品質にこだわり 秒単位で管理されたこだわりの酒造りを追求している。
#144 時代の変化を、つなぎたい。
相馬野馬追
北郷騎馬会・鈴木家(南相馬市)
相馬地方で1000年以上続く伝統の祭り「相馬野馬追」。今年は侍大将・広美さんを中心に、父・博章さん、息子・勇志さん、孫・碧斗君の親子4代で参加。人馬の環境・暑さ対策として 2024年から開催時期を7月から5月に変更される中で伝統をつなぎ続ける。
#143 100歳の幸せを、つなぎたい。
祝100歳
吉田ミドリ(田村市)
子ども5人、孫11人、ひ孫12人 大家族に囲まれ100歳を迎えた。3年前に夫を亡くし 現在は1人暮らし。長生きの秘訣は朝6時に起床し、夜7時半に就寝する規則正しい生活を続ける。
#142 なでしこの意志を、つなぎたい。
JFAアカデミー福島
緑川真生(福島市出身)
女子の新入生7人の中で唯一の福島県内出身者。正確なボールコントロールや瞬時の判断力の高さが持ち味。2024年4月、JFAアカデミー福島は14年ぶりに男女合同の入校式を実施した。
#141 あってよかったを、つなぎたい。
Domo岩井沢店
渡辺美保(田村市都路地区)
避難指示解除後 田村市都路地区で新たな商業施設を営む。自宅店舗の再開は断念するも地区の未来のため店頭に立ち続ける。
#140 いい旅立ちを、つなぎたい。
JRいわき駅
新生活へ旅立つ人々
JRいわき駅。春は出会いと別れの季節。転勤、進学、就職と新たな生活に向け駅構内では新たな場所に旅立つ人たちそれぞれの思いが交錯する。
#139 たくさんの好きを、つなぎたい。
学び舎ゆめの森
新妻詩織(大熊町)
震災当時は大野小(大熊町)の6年生。町の外への避難を余儀なくされる。大熊町に12年ぶりに開校した学校「学び舎ゆめの森」の教員として故郷に戻る。
#138 立切りの魂を、つなぎたい。
県警察本部機動隊
柏浦一輝巡査長
1人の剣士が数十人の挑戦者と試合を繰り返す立切り試合の「基立ち」の1人に選ばれる。20年以上の剣道経験の集大成として立切り試合に挑む。
#137 手仕事の温かさを、つなぎたい。
伝統工芸士
青木基重(三島町)
奥会津地方で採取される山ブドウ・ヒロロ・マタタビなどを使い丈夫で素朴な風合いが特徴「奥会津編み組細工」。60才の定年から山ブドウを使った編組み細工を世界へ。 85才なった今でも現役の職人として作品を作り続ける。
#136 福島発の技術を、つなぎたい。
マッハコーポレーション
宇宙のカメラ(南相馬市)
マッハコーポレーションは宇宙の強い放射線にも耐えられる人工衛星用のカメラの開発・製造を手掛ける企業。燃料デブリの取り出しに使うロボットに搭載予定。デブリに近づいても数カ月~数年間の撮影が可能。
#135 命の誕生を、つなぎたい。
太郎布地区
52年ぶりの赤ちゃん(金山町)
青沼大さんは2020年に金山町太郎布地区に移住。妻・恵美子さんと2023年6月に結婚。11月に太郎布地区では52年ぶりとなる赤ちゃん「玉來(たら)ちゃん」が誕生。
#134 故郷への恩返しを、つなぎたい。
アストラ株式会社
柿の皮むき機(福島市)
1991年に電子部品の製造会社として創業。2002年から皮むき機の製造販売会社に転換。柿の皮むき機では国内シェアの9割以上を占める。中国など世界56か国に様々なフルーツの皮むき機を輸出している。
#133 日本人らしさを、つなぎたい。
外国語指導講師
シャノン・イエクリー(棚倉町)
棚倉町の4つの小学校で英語を教える。棚倉町での生活は2023年で17年目の39才。宮本武蔵の「五輪書」に影響を受ける。剣道5段・居合道4段・杖道4段・弓道3段の実力者。
#132 北限のゆずを、つなぎたい。
かつては北限だった
信夫山のゆず
かつて「北限のゆず」として出荷されていたが、東日本大震災の原発事故で出荷停止に。2022年3月に解除された。現在は曳地清明さんが2019年に亡くなった兄・達夫さんの意思を継いで信夫山のゆず生産。約100本のゆずを、ほぼ1人で手入れしている。
#131 たすきで想いを、つなぎたい。
第38回東日本女子駅伝
福島県チーム
実業団・大学生・高校生・中学生とバランスのとれたチーム。3年連続の入賞を目指にはNEXTヒロイン候補の中高生の活躍がカギに!
#128 世界に通じる羊毛を、つなぎたい。
ブランド羊
メルティ―シープ(葛尾村)
福島県葛尾村の「株式会社 牛屋」で生産された食用のブランド羊。 和牛の畜産・肥育のノウハウを生かして生産されている。
#126 歩荷という仕事を、つなぎたい。
歩荷
渡部努(会津若松市出身)
歩荷歴34年のベテラン。一度に背負う荷物は約80キロ。高校時代の山岳部で山に魅了され 歩荷の世界に入る。「歩荷」とは山小屋などに荷揚げすることを職業とする人。ヘリコプターなどの運搬手段が増えた現在は尾瀬の一部に残る職業に。
#125 平和への願いを、つなぎたい。
世界的歴史学者
朝河貫一博士(二本松市出身)
今から100年以上前に「国際協調と世界平和こそが人類の最大のテーマである」ことを提唱。 生涯にわたって世界平和を追求し続けた二本松市出身の世界的歴史学者。
#124 みんなの居場所を、つなぎたい。
お母さんたちがつくった
naka home(大玉村)
2022年に誕生した子どもたちが集まるサロン。毎週月曜 午後2時~5時に開設。放課後児童クラブとは違い、誰でも利用できるのが特徴。
#123 ありのままの福島を、つなぎたい。
イラストレーター
ブケ・エミリー(フランス出身)
震災・原発事故直後の2011年4月に語学学校の講師として来日。2023年2月に大熊町に移住。イラストや農業を通じて福島の今を発信している。
#121 100年のまごころを、つなぎたい。
中野屋菓子舗4代目
早坂知弥(福島市)
大正12年創業で青えんどう豆を使った「豆大福」が看板商品の菓子店の4代目。東京の洋菓子店などで7年間修業を積む。2022年8月に福島に戻り洋菓子を担当している。
#120 尾瀬の湿原を、つなぎたい。
尾瀬
シカ食害対策(檜枝岐村)
ニホンジカによる食害を防ぐために平成26年から防護柵を設置している。設置作業は雪解けを待って大江湿原を取り囲む森林内1550mの区間で実施。
#118 はじける笑顔を、つなぎたい。
スパリゾートハワイアンズ
スプラッシュボーイズ(いわき市)
スパリゾートハワイアンズの男性スタッフによって2021年に結成されたシンクロナイズドスイミングチーム。一時活動を休止していたが復活。
#117 ピアノの一生を、つなぎたい。
ピアノ調律師
遠藤洋(いわき市)
東北にも数人しかいないボロボロのピアノを修復できる調律師。東日本大震災で再生が不可能とされていたグランドピアノを修理し「奇跡のピアノ」と呼ばれるようになる。これまで3万台以上のピアノを手掛けるなど「直す」技術を磨き続ける。
#115 元気の源を、つなぎたい。
石河屋
石河美奈(いわき市)
青果店の3代目。店の隣ではカフェも経営。傷があり販売できない果物をスムージーなどにして販売している。もう一つの顔としてチアリ―ディングチーム「クラップス」を立ち上げ、チアリーディングを通じて地域コミュニティ の活性化を目指す。
#114 今の時代の桐下駄を、つなぎたい。
会津桐下駄
黒澤桐材店(喜多方市)
夏は暑く、冬の厳しい寒さの中で育った会津の桐を使った桐下駄。白木の光沢や、まっすぐ通った柾目の美しさが特徴。喜多方市の黒澤桐材店では4代目と5代目の親子が伝統引き継ぎなら、今の時代にあった桐下駄を作り続けている。
#112 手描きのハートを、つなぎたい。
漫画家・イラストレーター
安彦良和
アニメ『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザインのほか、歴史もの漫画を数多く手掛ける。アニメではなかった人物の過去など描いた「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」を10年にわたり連載。
#111 日本のマインドを、つなぎたい。
三義漆器店
曽根佳弘(会津若松市)
2008年から代表取締役。会津塗の伝統を守りながら、生分解性プラスチックを利用したサステナブルでデザイン性に優れた製品を作り、会津漆器を未来へ、つなぐための取り組みを続けている。
#109 ありがとうを、つなぎたい。
大熊町立
学び舎 ゆめの森(大熊町)
大熊町の小中学校3校が統合されてできた義務教育学校。2023年4月、会津若松市から本来の大熊町に12年ぶりに幼保小中一体型の教育施設として戻る予定。
#108 大堀の火を、つなぎたい。
陶吉郎窯
近藤学(浪江町出身)
浪江町大堀地区の窯元の1つ。原発事故後の2018年にいわき市四倉町に新しい工房を構える。大堀地区にあった工房をいち早く解体し、再び大堀に戻るための準備を進めている。
#107 田んぼリンクを、つなぎたい。
田んぼリンク
佐々木大記(筑波大学大学院)
1984年に誕生した田んぼに水を張って作った天然のスケートリンク。原発事故などで休業していたが2016年に復活した冬の風物詩。2023年から筑波大学大学院の佐々木大記さんなどが中心になって運営を引き継ぎ、「ナイトリンク」新しい試みをスタートしている。
#106 松川浦のおいしいを、つなぎたい。
齋春商店
齋藤智英(相馬市)
相馬市の松川浦で旅館と食堂を営む。相馬や全国の厳選された魚介類を使った海鮮丼などが人気。2022年3月の地震被害で休業していたが、2023年1月6日に再オープンした。
#105 テレビマンのエモーションを、つなぎたい。
福テレ
開局60周年
福テレは2023年4月、開局60周年を迎えます。開局当時から現在まで、テレビを通じて時代を映し出してきました。リアルな映像や人々の感動を伝えつづける中で、テレビマンたちの情熱も60年の間、引き継がれています。
#104 花園での勝機を、つなぎたい。
勿来工業高校
ラグビー部(いわき市)
2022年高校ラグビー福島県大会で優勝。決勝は磐城高校が新型コロナに感染し棄権したため不戦勝に。磐城高校の想いも含め、25年ぶり6回目の出場となった花園での勝利を目指す。
#103 勝ちへの執念を、つなぎたい。
相馬高校
バレーボール部(相馬市)
過去26回の全国大会出場を誇る県内バレーボールの強豪校。代表決定戦(2022年)も制し、春高バレーには3年ぶり22回目の出場。
#102 熱いエールを、つなぎたい。
東京六大学応援団
応援合戦INとみおか
平成6年から8年間 合宿誘致などをきっかけに行われていた応援合戦。2022年11月、20年ぶりに東京六大学のうち3大学が参加し実施された。
#101 書の道を、つなぎたい。
書優会
鹿中剛志(いわき市)
書道用品などを扱う会社の代表取締役。2020年から書の発表の場をつくり目的でスタートした書道展を開くなど書道の奥深さを伝え、裾野を広げる活動を続ける。郡山で開催の書道展も含め1000人を超える入場者を集めた。
#100 星空へのあこがれを、つなぎたい。
星の村天文台
大野智裕(田村市)
田村市滝根町の標高640mにある天文台の副台長。天文台には県内最大65㎝のフォーク式天体望遠鏡を備える。2022年11月8日の「皆既月食+天王星食」の観察会には約160人が参加した。
#99 代表としての誇りを、つなぎたい。
東日本女子駅伝
福島県チーム
2021年の36回大会では、中高生の活躍もあり5位と6大会ぶりに入賞を果たす。37回大会では4人の中学生が代表に選ばれ、しのぎを削りながら出場を目指す。
#97 子どもたちの輝きを、つなぎたい。
わかば幼稚園
長沼政美(郡山市)
わかば幼稚園の園長。様々な外部講師を積極的に導入するなど独自のプログラム。 園児が心身ともに健やかに成長できることを目指している。
#96 奇跡のあじさいを、つなぎたい。
藤沼湖自然公園復興プロジェクト委員長
深谷武雄(須賀川市)
東日本大震災で決壊した藤沼湖(須賀川市)の湖底から見つかった「あじさい」藤沼湖自然公園復興プロジェクト委員長の深谷武雄さんなどが中心になり公園内の管理や全国の苗の里親とをつなぐ活動を続けている。
#95 想いを乗せた鉄道を、つなぎたい。
全線運転再開
JR只見線
全国屈指の秘境路線。会津若松駅ー小出駅を結ぶ全長約135km。2011年7月の豪雨災害で橋が3カ所も流失するなど甚大な被害を受けたが、2022年10月1日に11年ぶりに全線運転再開した。
#94 手づくりの牛乳を、つなぎたい。
ささき牧場カフェ
國府田純(福島市)
2016年に小学校の教諭から転職し、カフェをオープン63℃30分の低温殺菌の製法で仕上げた自然な味わいが特徴の「ささき牛乳」の販売・配達のほか 様々な乳製品を提供する。
#93 紡いだ縁を、つなぎたい。
L‘ANIT
高橋彩水(川俣町)
東京でアパレルメーカーで勤務しファッションの世界へ。地元・川俣町に戻り ニット製品を扱うユニセックスブランド『 L‘ANIT』を立ち上げる。
#91 自由な農業を、つなぎたい。
カトウファーム
加藤絵美(福島市)
2009年 夫の晃司さんと祖父の農地を受け継ぎ就農。2年前からビール醸造所「Yellow Beer Works」を開業しビール造りも手掛ける。
#90 夜空の大輪を、つなぎたい。
届けスマイル!元気が出る花火
糸井火工(須賀川市)
2022年8月20日 新型コロナの影響で中止された「釈迦堂川花火大会」に代わる花火の打ち上げとして開催。明治6年創業の「糸井火工」は、花火大会の復活を願いながら花火作りをつづけている。
#89 じゃんがらの響きを、つなぎたい。
じゃんがら念仏踊り
内郷地区下綴青年会(いわき市)
いわき市各地の新盆を迎えた家を訪れ披露される伝統芸能。内郷地区の下綴青年会では2人の高校生が参加、担い手不足などの問題を抱えながら伝統を守り続ける。
#88 自然な暮らしを、つなぎたい。
農家
武藤寿朗(会津若松市)
東京でIT関連会社に勤務。東日本大震災後に故郷の会津若松市に戻り、ミニトマト農家を営みながら、5人の子ども達に自然の中での暮らしを体験させている。
#87 癒しの農園を、つなぎたい。
ベリーズパーク郡山
城清里仲(郡山市)
元助産師で3児の母。産後うつを経験する。その辛い時期にブルーベリーの味に感動し、農場づくりを決断。2021年にベリーズパーク郡山をオープンさせる。
#86 山での出会いを、つなぎたい。
飯豊の集い実行委員会
平野茂夫(喜多方市)
旧山都町出身。実行委員会の会長を務める。高校生の時に初めて飯豊山に登り50年以上に渡って飯豊の集いの運営に携わる。最も多い8カ所に拡大。
#85 賑わう夏を、つなぎたい。
2022年
福島県の海開き
2022年の福島県内の海開きは震災後、最も多い8カ所に拡大。南相馬市・北泉海水浴場 楢葉町・岩沢海水浴場のほかに...相馬市・原釜尾浜海水浴場と新地町・釣師浜海水浴場は2年ぶりの海開き。いわき市では3年ぶりの海開きに。
#83 世界レベルのダンスを、つなぎたい。
福島東稜高校
一条未悠(福島市)
高校のダンス部部長。小学校1年生からダンスを始める。2月の「show stopper JAPAN」で優勝。7月の世界大会に出場が決定。
#82 生きがいのステージを、つなぎたい。
郡山メタルシティ主宰
馬場一浩(郡山市)
バンドでは通称”KAZ”として活動。普段はロックバーのマスター。ヘヴィ・メタルなどロックの魅力を伝えるためにイベント「郡山メタルシティ」を主宰し魅力を伝えている。
#81 健やかな成長を、つなぎたい。
吉野屋六代目
大野修司(須賀川市)
250年の伝統をもつ「須賀川絵のぼり」を受け継ぐ6代目。「須賀川絵のぼり」は端午の節句に男子の健やかな成長を願い描かれたのが始まりといわれ、須賀川市に7軒あった工房は現在、吉野屋だけになっている
#80 生涯の楽しみを、つなぎたい。
富久山卓球クラブ
深谷秀三(郡山市)
卓球歴64年・指導者歴53年。現在は郡山市卓球協会会長も務めている。震災で被害を受けた練習場所の公民館が新しくなるタイミングで、老朽化した卓球台をあたらくするためクラウドファンディングにも挑戦するなど子どもたちに卓球の魅力を伝えている。
#79 もう一度を、つなぎたい。
ザ・ピープル代表
吉田恵美子(いわき市)
いわき市内を中心に古着を回収する市民団体の代表。「いわき市を古着を燃やさない街にする」という目標を掲げ古着の回収を30年以上続けている。
#75 自然の素材を、つなぎたい。
レパコ
佐藤純啓(福島市)
ケーキや菓子の製造・販売を行う「レパコ」の代表取締役社長。2021年から自家生産する卵「フルーツエッグ」を開発。鶏はストレスが少なく、自然に近い“平飼い鶏舎”で飼育。自然の素材にこだわった卵の生産、お菓子作りを目指している。
#74 希望の桜を、つなぎたい。
飯舘復興の桜を植樹
会田征男・ツタ枝 夫妻(飯舘村)
「桜のトンネルをつくりたい」と25年前から桜を植え始める。長男の死・東日本大震災を乗り越え、桜を植樹しつづける。
#71 新しい挑戦を、つなぎたい。
東邦銀行
山内大夢(会津若松市出身)
新人フラガール
黒澤美弥妃(白河市出身)
2022年の新年度がスタート。東邦銀行と常磐興産の入社式(入校式)。新社会人の未来につなぎたいものとは。
#67 海のワクワクを、つなぎたい。
アクアマリンふくしま
森俊彰(いわき市)
大阪府出身。潮目の海をテーマに約800種類の魚を飼育する水族館「アクアマリンふくしま」に2010年から勤務。2022年から深海魚の飼育・展示を担当する。
#66 活動の輪を、つなぎたい。
いわきユナイト
植松謙(いわき市)
東京都出身。7年前にいわき市の人と自然に魅かれ移住。2022年1月から、いわきの魚の詰め合わせを定期便で届けるとともに、「製造現場の見学」や「作り手との交流」といった体験を融合した新サービス゛さかなのわ”をスタートさせ、いわきの魚の魅力を発信している。
#65 源泉を守る責任を、つなぎたい。
岳温泉の湯守
二本松市
源泉の清掃や岳温泉まで湯を運ぶ湯樋を守る管理人。岳温泉では冬場も4人の湯守が週1日に山を登り、標高1340メートルにある源泉をを守り続けている。
#64 全力のプレーを、つなぎたい。
只見高校野球部
只見町
豪雪地帯の只見町・唯一の高校の野球部。部員数は15人。2021年秋の福島県大会で初のベスト8に。2022年春のセンバツ甲子園の21世紀枠として初選出。町をあげて応援ムードが高まっている。
#63 人々の心に天井画を、つなぎたい。
瀧野神社の天井画
伊達市梁川町
伊達市梁川町の山間に鎮座する「瀧野神社」の拝殿には約200年前に描かれた天井画が残る。天井画は神社の祭神である龍神と十二支などが天井一面に描かれている。瀧野神社を兼務する白根三吉神社の古積義永宮司はこの天井画を多くの人の心に留めてほしいと願い「辰」と「巳」の日に一般公開している。
#62 双葉での再会を、つなぎたい。
双葉町ダルマ市
双葉町
約300年前から続くダルマ市。原発事故後もいわき市で継承してきた。2021年は新型コロナで中止になったため2年ぶりの開催。今年、双葉町は住民の帰還を目指して準備を進めている。
#61 憩いの小屋を、つなぎたい。
くろがね小屋
管理人 田畠翔(栃木県出身)
父祖3代で安達太良山に親しむ。学生の頃から「くろがね小屋」に連泊して登山経験を積む。大学卒業後、栃木県那須町の山小屋で勤務し、 2017年から「くろがね小屋」の管理人に。
#60 みんなの願いを、つなぎたい。
2022年 新年編
2022年がスタート。いわき市の初日の出クルーズ、福島市の初詣、浪江町の請戸漁港で行われた出初式、双葉町の一足早い成人式、それぞれの会場で、「未来へ、つなぎたいもの」を聞いた特別編。
#59 浪江の色を、つなぎたい。
O CAFE
岡洋子(浪江町)
2018年に浪江町の自宅倉庫をリフォームし、カフェをオープン。避難先から通いながら、草木染めを通じて浪江町の色を取り戻す活動を続ける。
#58 いわき産品のこだわりを、つなぎたい。
いわき観光まちづくりビューロー
小野田幸実(浪江町出身)
いわき市の食や工芸品などいわきの魅力を発信する。YouTubeチャンネルでもMCを担当し、生産者や販売者のこだわりを伝えている。
#56 鼓舞する歌を、つなぎたい。
聖光学院高校ラグビー部
(伊達市)
創部55年。支援者との絆から「聖光学院高校ラグビー部の歌」が完成。「過酷な試合を前に士気を鼓舞する歌が欲しい」という思いを受けて、郡山市の音楽プランナー・髙橋晃浩さんが作詞作曲を担当。今年、花園出場の夢は叶わなかったが、「鼓舞する歌」とともに思いは継承されていく。
#54 事故のない社会を、つなぎたい。
スノーラビッツ
宍戸梨穂(楢葉町出身)
福島県警交通機動隊福島分駐隊・巡査部長 女性最年長の白バイ隊として市民の安全を守る。2018年「東日本女子駅伝」の先導を経験。 今年の大会で2回目の先導を務める。
#53 今のままの味を、つなぎたい。
手打中華トクちゃんらーめん
小島進(郡山市)
東京・浅草生まれ。昭和56年に現在の店の原点となる郡山市で「喫茶トクコ」を開業。幼いころからラーメンを愛し、懐かしさが残る変わらない味のラーメン作り続ける。
#52 人の温もりを、つなぎたい。
フライング・ベコ
佐藤亮太(福島市出身)
イベントやデザインなどを手掛ける会社・スローハンド・リレイション代表。高校の同級生たちとNPO法人も立ち上げ、福島のためのイベントなど企画・運営する。
#51 自然のままの価値を、つなぎたい。
Berry'sgarden
景井愛実(福島市)
アパレルや美容関係の仕事を経て、結婚を機に農業に携わる。2017年 Berry's gaedenを立ち上げ加工品の開発を開始。
#50 共生社会への一歩を、つなぎたい。
曲山自動車整備工場
曲山安広(石川町)
創業67年の自動車整備工場で2005年から福祉車両のカスタマイズを始める。これまで100人以上の車をカスタマイズし、共生社会に向けた活動を続ける。
#49 寄り添う安心を、つなぎたい。
福島市消防本部
渡部瑛華(南会津町出身)
福島県消防学校・第83期生。体力調査では最難関の「金バッジ」を獲得。2021年9月に学校を卒業し、新人女性消防士として最前線での活動を始める。
#48 ここにある郷土を、つなぎたい。
東光寺副住職
菊地弘倫(鮫川村)
大学卒業後、鮫川村職員として勤務。30歳過ぎに家業の寺を継ぐことを決意。1年間の修業を経て、この春から副住職と村職員の2足のわらじで鮫川村を発信する。
#46 10年の絆を、つなぎたい。
フォルテ福島フットボールクラブ
佐藤厚(桑折町)
東日本大震災でサッカーなど屋外で活動できなくなった子供たちのために、2012年にフォルテ福島FCを結成。サッカーを通じて子どもの育成を目指す。
#45 あしたの空を、つなぎたい。
気象予報士・防災士
斎藤恭紀(福島市)
新聞記者を目指すも気象予報会社に就職。2013年から福テレの気象予報士に。防災士としても活動。気象災害で亡くなる人をゼロにするため天気情報を伝えつづける。
#44 できる喜びを、つなぎたい。
郡山トランポリンクラブ
渡部 邦江(猪苗代町)
高校でトランポリン競技を始め、全国大会・国際大会に参加。現在は郡山トランポリンクラブを立ち上げ、こどもたちの指導を行っている。
#43 新しい野馬追を、つなぎたい。
北郷騎馬会
大木戸瑠菜(南相馬市)
19歳。高校1年の時に初陣を飾り、「螺役」として行列を先導する役目を担う。高校馬術部で乗馬技術を学び、伝統の祭りを知ってもらいたいと活動を続ける。
#42 コーヒーで世界を、つなぎたい。
富久栄珈琲
中島茂(郡山市)
震災後にコーヒー専門店をオープン。国際審査員を務めるなど多数の資格を持つ。世界各地の生産者の想いと最高品質のコーヒーを消費者に届けている。
#41 震災の記憶を、つなぎたい。
人の駅・桜風舎
坂本孝子(富岡町)
東日本大震災・原発事故で郡山市に避難。81歳。 富岡町の人と郡山市の人の交流を図る場所「桜風舎」で語り人としてふるさとの現状を発信する活動を続ける。
#40 福島の文化を、つなぎたい。
福島県観光物産館館長
櫻田武(福島市)
日本橋ふくしま館の立ち上げなど20年以上東京で勤務。 2017年観光物産館の副館長として福島に帰郷。現在は館長として福島を日々PRしている。
#38 花のある日常を、つなぎたい。
fuku farming flowers
代表 福塚裕美子(川内村)
大阪府出身。東日本大震災がきっかけで川内村を訪れ、支援活動をつづける。その後ドイツなどで花屋の仕事を経験、川内村に戻り、自分の花屋をオープンさせる。
#37 川俣シャモのおいしさを、つなぎたい。
川俣町農業振興公社
渡辺良一(川俣町)
今年7月から代表取締役に就任。川俣シャモの加工・販売を行う川俣町農業振興公社に務めて30年。現在も自ら営業、新製品の開発を行い、川俣シャモの普及を進める。
#36 リスナーとアーティストを、つなぎたい。
ソスイレコード
代表 髙橋晃浩(郡山市出身)
音楽プロダクションでCD制作などに携わる。CDのライナーノーツも数多く執筆。福島のアーティストのため新しい音楽の形を追求している。
#35 郷土史の奥深さを、つなぎたい。
郷土史研究家
江代正一(福島市)
県北地方の郷土史に精通。特に東北における戊辰戦争の転換点となった世良修蔵暗殺事件の研究では第一人者。実際にフィールドワークをしながら地形の観点から歴史を解き明かし、独自の世界観を提唱している。
#34 家庭の味を、つなぎたい。
フードプランナー/旅する料理家
桑折敦子(南相馬市出身)
スープストックトーキョーのメニュー開発などに携わった後、フリーに。飲食店のメニューやメーカーの商品開発に携わりながら、世界各国を旅し、「旅する料理教室」「グルメツアー」なども主催する。
#33 立ち向かう強さを、つなぎたい。
小学校教諭
佐藤季(福島市出身)
震災直後の2011年に開催の「全国高校総合文化祭」の実行委員を務める。『福島からのメッセージ』の原文をつくり、当時の首相所信表明にも引用され話題になる。2020年に小学校の教員に採用、福島の未来を支える子供と向き合っている。
#32 円谷幸吉のレガシーを、つなぎたい。
円谷幸吉・レガシーサルビアの会
会長:安藤喜勝(須賀川市)
1964年東京五輪のマラソン銅メダリスト・円谷幸吉の故郷である須賀川市。当時、高校生たちが「サルビアの道」を作り応援した活動を復活させ、円谷幸吉のレガシーをつないでいる。
#31 次世代エネルギーを、つなぎたい。
燃料電池バス SORA
新常磐交通(いわき市)
新常磐交通が2020年4月に東北で初めて導入した水素をエネルギーに発電する燃料電池バス。浪江町には水素のエネルギー利用の研究と製造をする「福島水素エネルギー研究フィールド」もあり、新常磐交通では「SORA」の導入で、環境問題や次世代のエネルギーの未来を考えつづけている。
#30 限界集落の可能性を、つなぎたい。
かんたファーム
菅田美嘉(福島市)
農家の長女として生まれ江戸時代から続く農園を守りつづけている。 クラウドファンディング「#やりたいことをやろう」を利用し、限界集落に新たな観光型の農園リゾートをつくる準備を進めている。
#29 恩返しの踊りを、つなぎたい。
富岡ひょっとこ連気晴らし舞道愛好会
斎藤泰助(富岡町)
91歳。震災で富岡町から避難した際に高柴デコ屋敷のひょっとこ踊りに魅了される。愛好会を結成し、恩返しの気持ちで復興を願い続ける。
#28 フェンシングの情熱を、つなぎたい。
川俣町フェンシングスポーツ少年団
(川俣町)
1995年の福島国体でフェンシング会場となった川俣町。国体を前にスポーツ少年団が結成され今年で32年目を迎える。当時の少年団メンバーが、親やコーチとなり代々フェンシング技術を継承している。
#27 ものづくりの思想を、つなぎたい。
松永窯4代目
松永武士(浪江町出身)
江戸時代から続く大堀相馬焼。その窯元の1つ松永窯の4代目。 職人としてではなく、プロデューサー的な立場で、新しいブランドの立ち上げと伝統技術の継承を模索している。
#26 医療人の決意を、つなぎたい。
福島県立医科大学
(福島市)
4月7日に行われた福島県立医大の入学式。 「保健科学部」を新設、JR福島駅東口に新キャンパスを設置した。 医学部・看護学部に続く3番目の学部として専門医療技師を養成していく。
#25 スラックラインの魅力を、つなぎたい。
福島高1年
渡辺莉央(福島市)
小学5年生の頃、震災復興以降にアクティブスポーツ運営を行う「チャンネルスクエア」でスラックラインと出会う。現在は全国大会でも上位で活躍。まだ知名度の低いスラックラインを広めるため、選手として演技の質を高めている。2020年 スラックライン全日本選手権大会 総合2位。
#23 大切な思い出を、つなぎたい。
大熊中学校
震災・原発事故で平成25年4月に会津若松市に仮設校舎を開校。今年、最後の卒業生3名を含めて142名が仮設校舎を卒業。新年度からは会津若松市内の町内小学校の校舎に移転する。
#21 若者たちの想いを、つなぎたい。
SSF発起人
中央大4年 大川翔(郡山市出身)
福島出身の学生を中心に福島を盛り上げる団体「SSF」発起人。SNSを通じて若者に福島の魅力を発信する活動を続けている。
#20 感謝の気持ちを、つなぎたい。
モーグル選手
西沢岳人(北塩原村出身)
2022年の北京五輪への出場も期待される全日本強化指定選手。モーグルを続けられる環境を作ってくれた人たちへの感謝の気持ちをもって、世界の頂点を目指している。
#19 【雪山編】本気の楽しさを、つなぎたい。
一般社団法人F-WORLD
代表理事 平 学(二本松市出身)
世界はきっと楽しいから始まる。福島の自然やエクストリームスポーツなどを通じて、福島の未来、子どもの笑顔を創る活動を続けている一般社団法人F-WORLD 代表理事、CHANNEL SQUARE 代表。
#18 本気の楽しさを、つなぎたい。
一般社団法人F-WORLD
代表理事 平 学(二本松市出身)
世界はきっと楽しいから始まる。福島の自然やエクストリームスポーツなどを通じて、福島の未来、子どもの笑顔を創る活動を続けている一般社団法人F-WORLD 代表理事、CHANNEL SQUARE 代表。
#17 農具への愛着を、つなぎたい。
永井のくわ
永井弘純(田村市)
大正10年から続く農具鍛治業の3代目。浸炭法といわれる特殊技術を使った鍬の製造のほか、最近は様々な農具の修理にも力を入れている。使っている人の気持ちを大切にしながら、再び農具に新しい命をふき込んでいる。
#15 七転八起の精神を、つなぎたい。
白河だるま総本舗
14代目 渡邊高章(白河市)
創業300年あまりの歴史をもつ白河だるま総本舗14代目。大学卒業後、カリフォルニア州立大学サンディエゴ校ビジネスコースに学ぶ。帰国後、ファッション業界勤務を経て、平成28年から家業に従事。企業やキャラクターとのコラボだるま製造、だるみくじをはじめとした新規サービス、だるまランド建設など、様々な事業を展開し、だるま産業を成長産業にすべく日々活動している。
#13 陸上熱を、つなぎたい。
プロランナー
田母神一喜(郡山市出身)
陸上中距離を主戦場とするプロランナー(阿見アスリートクラブ所属)。中学から陸上を始め、学法石川高では3年時にインターハイ1500m優勝、世界ユース800m7位、全国高校駅伝7位、中央大時代は、2018年の日本選手権1500mで銅メダル、2019年にはアジア大会1500mで7位入賞。現在はプロランナーの傍ら、地元・福島でランニングイベント団体ⅢF(スリーエフ)を立ち上げ、「陸上王国・福島」を盛り上げるイベントを主催。
#11 歌で希望を、つなぎたい。
シンガーソングライター
菅野恵(福島市出身)
柔らかくも芯のある声をギターに乗せ、暮らしの中の喜怒哀楽を独自の視点で描く。 地元・福島への思いは強く、福島県内のテレビ番組や、CMソング、自治体テーマソングなどを多数手がける。自らの公式YOUTUBEチャンネルでライブ配信を行うなど精力的に活動中。
#09 笑顔と夢を、つなぎたい。
Curry dining bar 笑夢
芳賀 眞 (福島市)
福島市内でカレー専門店2店舗を経営。キッチンカーでのカレー販売のほか、カレー教室などを開き、カレーを通じての‟カレーコミュニケーション”で笑顔と夢をつなげる活動にも力を入れている。
#08 帰ろうを、つなぎたい。
木戸川漁業協同組合
鈴木謙太郎 (楢葉町)
震災後、木戸川のサケのふ化事業に、稚魚の放流、遡上時に行われる合わせ網漁を取り仕切る。震災前の状況までサケが遡上を回復するために取り組むとともに、楢葉町への人々も帰ってきてほしいと願い仕事を続けている。
#07 タイムラプス故郷の時編
撮影・編集 清水大輔
・秋元湖(北塩原村)・田子倉湖(只見町)・大志集落(金山町)・達沢不動滝(猪苗代町)・安達太良山(二本松市/猪苗代町)・真野川(飯舘村)・鹿野平(鮫川村)
#06 タイムラプス風景編
撮影・編集 清水大輔
尾瀬 大江湿原(檜枝岐村)・JR郡山駅(郡山市)・布引高原(郡山市)・大内宿(下郷町)・鶴ヶ城(会津若松市)・不動沢橋(福島市)・吾妻小富士(福島市)・薄磯海岸(いわき市)
#05 コミュニティを、つなぎたい。
鹿島御子神社宮司
森昭文(南相馬市)
鹿島御子神社(南相馬市鹿島区)は約1,000年前にこの地に鎮座した歴史ある神社で、「鹿島」の地名はこの神社が由来。東日本大震災で、石塔が倒れる被害はあったものの、津波の被害からは免れた。震災後、お祭りを再開し、地域の人たちが数多く集まれるコミュニティの役目を果たしている。
#04 生きる力を、つなぎたい。
会津伝統野菜生産者
土屋勇輝(猪苗代町)
震災をきっかけに、地元の猪苗代へ戻り農家を継ぐ。藩政時代に持ち込まれた会津伝統野菜 (余蒔ききゅうり・小菊かぼちゃなど)の数少ない生産者。会津伝統野菜の種を採取し、種から育てていて、まさに、農産物の品種を「つないで」いる。地元の子供たちを対象に、農業体験などを積極的に行って、自然の大切さや農業の楽しさを教えている。
#03 経験を、つなぎたい。
東日本大震災・原子力災害伝承館
加井佑佳(大熊町出身)
14歳で震災と原発事故を経験。ふるさと・大熊町の自宅は現在も避難区域となっている。大人に成長した少女は伝承館スタッフとして資料では伝えきれない“経験”と“思い”を伝えている。