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防災大百科

事業者の被災
『進まない 企業の水害対策 国や自治体の支援が 地域経済を守る』

2019年福島県に甚大な被害をもたらした台風19号。
次第に事業者の被災の深刻さが明らかになってきた。
東京大学客員教授で防災行動や危機管理の専門家「防災マイスター」の松尾一郎さんと一緒に考えていく。

<水害によって地域経済が疲弊していくケースは珍しくない>
企業が、はん濫などの災害に被災した場合に、直後から一時的に仮復旧するまでの間、生産停止や営業停止による営業損失。生産品が流通しなくなるなど地域への一時的な経済被害がある。
さらに、次の災害に備えて生産拠点の移転となると、当該企業そのものが転出するわけだから、地域への雇用喪失、下請け企業も含めてサプライチェーンで繋がりのある関連企業への影響も大きい。
真の問題は、体力のない個人事業主、中小の零細企業は、実態が見えない状況で進むこと。
中小企業の被災支援や、水害対策の推進にかかる助成などやるべきことは多くある。
経済被害は、ボディーブローのように地域に影響するし、様々な損失をもたらす。

【警視庁災害対策課のツイッターより】
簡易スリッパの作り方
まず、足型に切った段ボールを2枚
そこに新聞紙を巻きつけこれをビニール袋に入れて履いて縛ります。
足の裏も汚れず、意外と暖かく防寒効果も期待できる。
もしも小石などを踏んでしまった場合でも、段ボールがクッションになり痛くない。

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