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いまバスケがアツイ! 福島ファイヤーボンズ 3つのキーワードで10年目の「シンカ」を深掘り
福テレアナウンサーが「これだ!」と思った話題を伝える「アナこれ!」
今回は、豊嶋さんが大好きなバスケットボールを取り上げる。日本が熱狂した、バスケットボールのワールドカップ。日本代表は48年ぶりに自力でのオリンピック出場を決め、日本のバスケ史上最高の盛り上がりを見せたと言っても過言ではない。バスケ熱が最高潮に達するなか、9月16日から開幕するのが、東北一を決める「TOHOKU CUP」 は、10 月から始まるシーズンを占う戦いとも言える。
◇動画はYouTube 福島ニュース【福テレ】でご覧いただけます。
シンカする福島ファイヤーボンズ
「革新」と位置づけ、2023年こそB1昇格を目指す福島ファイヤーボンズ。
エンリケ・スニガSVHCが「私の哲学は、練習から激しくやれば、試合は楽になるということ。練習からハードにプレーすることは、今の日本代表と重なる部分があるかもしれないね」と話すように、2023年のボンズは、動いて、動いて...動きまくる!!
3つのキーワードからボンズをひも解く
2023年のボンズを、日本代表のキーワード「スピード・スタミナ・スリーポイント」で見ていく。スピードに関しては、元々ボンズのお家芸だった。そして他の2つもすごかった!
ハンパない練習量でスタミナ増
スタミナについて、日本代表は後半だけで見るとほとんどの試合で勝っている。優勝したドイツにも、後半は勝っていた。渡邊雄太選手も「世界の他のチームと比べて3倍練習した」話していたのだが、この取り組みについてボンズと共通点があった。7月の初練習を見ると...ボンズの練習も相当きつかったようで、選手たちも苦悶の表情。しかし、スタミナをつけた分、今年のボンズは後半もさらに楽しめるチームになったのではないだろうか。
スリーポイントの名手・菅野翔太選手
スリーポイントと言えば、二本松市出身・福島工業高校卒業の菅野選手。
先日のワールドカップでは日本の得点源ともなったスリーポイント!2022年、菅野選手の確率は自身最高の36%をマークし、日本代表が目指す40%に迫る数字を残した。そんな菅野選手に、10本中何本決めることができるのかチャレンジしてもらった。結果は、驚きの10本中9本!!
遅咲きのプレイヤー・玉木祥護選手に注目!
玉木選手は中学まで野球部。高校からバスケを始めて大学で開花した遅咲きのプレイヤー。2018年のアジア大会で、大学生ながら日本代表に選出されている。チームメイトの菅野選手は「玉木選手の良さは"献身さ"」だと話す。チームが求めることをやってくれる選手だという。
生のプレーを見るチャンス!
7年ぶりに福島県内で開幕し、宝来屋郡山総合体育館を舞台に行われる「TOHOKU CUP」が、9月16日から3日間行われる。B1の秋田・仙台を含む6チームで優勝を争い、福島ファイヤーボンズの登場は9月17日から。
シーズン中は1枚のチケットで1試合観戦できるが、「TOHOKU CUP」の2階席は1日通し券になっている。1階席は試合ごとのチケットだが、そのチケットで2階席ならその日の別の試合の観戦をしてもよい。
玉木選手は「シーズン前の練習試合だが、ここで勝ってシーズンに向けいい流れを作りたい。ぜひ応援してほしい」と話し、菅野選手は「7月から厳しい練習をして来ているので、TOHOKU CUPでどこまで成長したかが試せると思う」と意気込みを語った。