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釣り、グルメ、スポーツを満喫!復興の象徴「タコシウマイ」も《もっと!ぐっと!新地町》
福島県の最北端に位置する新地町は、海釣りから地元グルメ、さらにはスリリングな自転車スポーツまで楽しめる魅力的な町だ。東日本大震災からの復興を象徴する「タコシウマイ」や、新鮮な海の幸を使った料理など、地元の特産品も豊富。今回は、新地町の魅力を存分に味わう旅へご案内。
広大な海で釣りを楽しむ
まず向かったのは、新地町海釣り公園だ。目の前に広がる広大な海を眺めながら、釣り好きから家族連れまで楽しめる人気スポットとなっている。この日は、約40cmのコブダイを釣り上げた人もいたそうだ。
《新地町海釣り公園》新地町今泉(相馬港5号埠頭)
【営業時間】平日 午前9:00~午後2:00
土日祝 午前6:30~午前11:30/午前11:30~午後4:30 ※土日祝日は2交代制
食感も楽しいイチジクのアイス
次に向かったのは、新鮮な野菜や果物を販売する「しんち地場産市場あぐりや」だ。店内には地元の新鮮な農産物が所狭しと並ぶ。
店長の荒信義さんは「新地町産が大体8割です。今朝収穫したものを毎日持ってきてもらっています」と話す。
新地町の特産品であるイチジクとニラを使った商品も販売されている。中でもおすすめは「新地のイチジクアイス」だ。「イチジクを甘露煮にして、バニラアイスに練り込んでいます。果肉がたっぷり入っていて、プチプチした食感も楽しめます」と荒さん。イチジクの甘みとバニラの相性は抜群だ。
《しんち地場産市場あぐりや》新地町小川字ソリ畑27
【営業時間】午前8:00~午後6:00
【定休日】無休
◇いちじく愛す 300円
グランプリ受賞の「タコシウマイ」
JR常磐線の福島県最北の駅である新地駅から徒歩約3分のところにある「タコシウマイの浜福」。震災後の2016年に移設・再開した新地駅前に、2022年8月にオープンしたこの店では、地元食材を使ったお弁当やお総菜、さらには県内各地の特産品などが並ぶ。
注目は「タコシウマイ」だ。店主は「震災後に最初に地元で水揚げされたのはタコだったので、このタコを使ったシューマイを開発しました」と説明する。
このタコシウマイは、「ジャパン・フード・セレクション」でグランプリを受賞。全国の優れた食品や食材を審査するこのコンテストで、福島県の企業がグランプリを受賞したのは初めての快挙だ。
《タコシウマイの浜福》新地町駅前1丁目18-2
【営業時間】午前10:00~午後6:00
【定休日】火曜日・水曜日
◇タコシウマイ 1240円(8個入・冷凍)※店内試食は2個350円
国際大会級のパンプトラックで自転車を楽しむ
最後に訪れたのは「しんちパンプトラック」だ。ここは、波のように起伏したコースを、BMXやマウンテンバイクなどで走ることができるスポーツ施設だ。驚くべきことに、国際大会も開催できる本格的なコースとなっている。
初心者でも安心して楽しめるよう、用具のレンタルはもちろん、インストラクターの指導も受けられる。
《しんちパンプトラック》新地町谷地小屋字町裏9
【営業時間】午前9:45~午後4:15
【定休日】火曜日
新地町は、釣りや地元グルメ、さらにはスリリングな自転車スポーツまで、多彩な魅力にあふれている。東日本大震災からの復興を象徴する「タコシウマイ」をはじめ、地元の人々の熱意が詰まった特産品の数々。これらを通じて、新地町の魅力を存分に味わうことができるだろう。