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6年ぶりの通常開催・白河提灯まつり 伝統と格式...ちょうちんの灯りが秋の夜を彩る風物詩《福島県》

400年以上の伝統がある「白河提灯まつり」は、2年に一度行われる福島県白河市の秋の風物詩。新型コロナ感染拡大の影響で規模を縮小していたが、6年ぶりに本来の規模での開催する。

「白河提灯まつり」は鹿嶋神社の祭礼で、2024年は9月13日から3日間開催される。
祭礼初日の13日は、鹿嶋神社を出発し市内に設けられた「御旅所」までを神輿や提灯行列が練り歩く。

見どころの一つが、提灯行列。参加している町それぞれの印が描かれた提灯を持った行列が街を練り歩く。先頭には先達提灯(せんだつちょうちん)という、高さ約10メートル、重さ約20キロの提灯があり、この提灯の上げ下げが見る人を惹きつける。

白河の街が数千の灯りで包まれる「白河提灯まつり」は9月15日まで開催され、昼は屋台や山車の引き回し、夜は幻想的な提灯行列と違った表情を見せてくれる。