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東京電力は23日にもロボットの回収を始める方針 燃料デブリの試験的取り出し作業(福島)

東京電力はカメラの故障で中断されている燃料デブリの試験的取り出しについて、23日にもロボットの回収作業を始める方針を示した。
福島第一原発2号機では事故後初めて燃料デブリの試験的取り出し作業が行われているが、今月17日燃料デブリの採取に向けた最終調整を行っていた際にロボットの先端に付いているカメラが故障し、映像が見られなくなるトラブルが発生し現在も復旧には至っていない。

東京電力はカメラの映像信号などの確認を行い、早ければ23日にも格納容器の中からロボットを回収する作業を始める方針。回収の完了には4日程かかる見通しで燃料デブリの取り出しの再開時期は未定としている。