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《衆院選2024・福島》【1区の構図】 県内唯一の一騎打ち 自民と立民の前職同士 今回で3回目

新たな区割りで初めてとなる衆議院選挙が10月15日公示された。定数が「4」に減った福島県内の小選挙区には、これまでに前職と新人の合わせて11人が立候補を届け出ている。

<福島1区>
福島1区はこれまで対象だった相双地域の北部が外れた一方、二本松市と本宮市、大玉村が新たに加わった。前職同士により一騎打ちは今回で3回目。
福島1区に立候補したのは、届け出順に、自民党の前職・亀岡偉民さん(69)、立憲民主党の前職・金子恵美さん(59)の2人。2人はそれぞれ福島市で第一声を上げた。

<各候補者の第一声>
【自民党 前職・亀岡偉民候補】
「これからこの選挙の中でもう1回自民党に信頼を取り戻すべく、まずは亀岡に信頼を取り戻さなければいけない。是非小選挙区は亀岡と書いて頂かないと、私は当選できません。是非1人でも多くの方に、この亀岡の灯を消さないように、皆さんが作り上げてくれた力を全部返すために、この選挙戦もう一度力を貸してください」

【立憲民主党 前職・金子恵美候補】
「こうやって一騎打ちの戦いにまたなりました。今回の選挙戦は絶対に、絶対に負けられない。政治資金、しっかりと透明なものにしていきたい。そして、税金の使い道も透明なものにしていきたい。本当の政治改革をしたい」

衆議院選挙は27日に投開票で、期日前投票が16日から順次、福島県内各地で始まる。