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芋煮会日和の三連休 急な冷え込みで早めのシーズン入り 施設では自家製の野菜で価格高騰に対応《福島県》

手ぶらで芋煮会が楽しめる福島県郡山市の「四季の里 緑水苑」。3連休最終日の10月14日は、8組・約150人が訪れ鍋を囲んでいた。

家族連れで中学時代の同級会を行っていた人は「皆が集まれることが幸せ。楽しいひと時、紅葉見ながら嬉しい時間ですね」と話す。
また、スポーツ少年団の子どもたちは40人の大所帯で、バーベキューや芋煮を頬張っていた。

10月から芋煮会の受け付けを始めた緑水苑。2023年は10月下旬から予約が増え始めたというが、2024年はすでに約1000人が施設を利用しているという。
緑水苑の佐久間祥子さんは「9月下旬ぐらいから急に涼しくなって、芋煮のお客様に関しては、去年よりもだいぶ早い段階で来ていただいていて好調」と話す。

一方で、頭を悩ませているのが食材の価格の高騰だ。
野菜は2023年に比べて2割ほど値上がりしたが、自家製のものを準備するなどしてコストを抑え価格は据え置きのまま提供している。
緑水苑の佐久間さんは「今の価格で、お客様みなさんに楽しんでいただきたいなという社長の気持ちがあって。ぜひ、広々とした場所で楽しんで頂ければと思っております」と話した。

緑水苑では12月上旬まで芋煮を楽しむことができる。