福島市の街なかに響く、太鼓や笛の音。毎年恒例の福島稲荷神社の例大祭が今年も連休を盛り上げた。

例大祭・最終日の10月14日は、子供神輿渡御が行われた。神輿が神社に到着すると、盛り上がりは最高潮に。参加した子どもは「みんなで、わっしょいわっしょいって声を出すところが楽しかったです」と話し、子どもたちも福島市の「秋の風物詩」を存分に楽しんだようだ。

神社近くの飲食店では、例大祭に合わせ街なかの魅力を発信しようと、グルメイベントも行われ、多くの人で賑わった。
文化通りお祭りグルメフェス実行委員長の蒲倉正さんは「福島にはこんなに人がいるだなっていう驚きもあります。福島駅前が寂しい状態になっているので、とにかく周りの商店街で盛り上げていかないと」と話した。

午後6時には福島稲荷神社で山車の宮入りが行われ、3日間の行事を終える。