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標高1600mの浄土平では紅葉が見ごろに 福島県内の名所の見ごろはいつ? コスモスとコキアの秋景色も

秋が深まる福島県内。猪苗代町では、コスモスや赤く色づいたコキアが秋の景色を彩っていた。吾妻山の浄土平は早くも紅葉が見ごろになり、紅葉前線が福島県にもやってきたようだ。

<磐梯山を望む秋の景色>
約100万本のコスモスやコキアが見頃を迎えている福島県猪苗代町の猪苗代ハーブ園。園内には、県の内外から多くの人が訪れていた。
例年より1週間ほど遅い開花となったコスモスやコキアは、11月上旬まで見ごろが続きそうだ。

<浄土平では早くも紅葉が見ごろ>
一方で、標高・約1600mに位置する吾妻山・浄土平。標高が高い場所では、木々が色付き紅葉が見頃を迎えているという。
浄土平ビジターセンターの菊地靖博さんは「行楽シーズンに入り、お天気が優れない日が多いが、これから秋晴れの時期になるのでそれに期待している」と話す。浄土平の紅葉は、来週半ばまで楽しめるという。(10月10日時点)

<今年はきれいな紅葉が見られる?>
樹木医の鈴木俊行さんによると、紅葉は8℃以下で色づきが進むということだが、気温が高い日が続いたので例年より一週間から10日ほど遅れているという。
ただ2024年は、台風の影響が少なく葉が擦れるなどのダメージも少ないため、このまま順調に気温が下がれば色鮮やかできれいな紅葉が見られるという。

<標高が高いところは13日に見ごろ>
ウェザーニューズによると、標高が高い磐梯吾妻スカイラインでは色づきが進み10月13日ごろが見ごろと予想。また、尾瀬や安達太良山でも来週に見ごろをむかえるという。(10月10日時点)
この先、秋晴れが続き一日の気温差も大きくなるため、色づきも進みそうだ。