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《衆院選2024・福島》【2区の構図】大票田の郡山市などの支持拡大狙う ベテランに新人2人が挑む

新たな区割りで初めてとなる衆議院選挙が10月15日公示された。定数が「4」に減った福島県内の小選挙区には、これまでに前職と新人の合わせて11人が立候補を届け出ている。

<福島2区>
ベテランの前職、そして新人の2人が大票田の郡山市などで支持拡大を狙う。
福島2区に立候補したのは届け出順に、共産党の新人・丸本由美子さん(62)、立憲民主党の前職・玄葉光一郎さん(60)、自民党の新人・根本拓さん(38)の3人。3人はそれぞれ郡山市で第一声を上げた。

<各候補者の第一声>
【共産党 新人・丸本由美子候補】
「これまで国民の暮らしをないがしろにして、自分たちは裏金で金儲け、金権腐敗政治、これをなくしていく選挙にしようではありませんか。実際に物価が高騰していて暮らしが大変な中で、これまで続いてきた自民党政治、失われた30年と言われますが、賃金が上がらない、それは数字的にもしっかりと明らかになっています」

【立憲民主党 前職・玄葉光一郎候補】
「今回の選挙だって目を光らせなければなりません。今回の機会を通じて裏金文化を一掃しませんか皆さん。政治の信頼無くして政策は進みません。その信頼のために、玄葉光一郎と戦ってもらいたい。そして究極的には、最大の政治改革は政権交代です」

【自民党 新人・根本拓候補】
「この郡山を良くすることを通じて、日本を良くしたい。停滞感、閉塞感がどこか漂う時代に風穴を開けたい、この福島を出発点として、次の時代の日本を作っていきたい。私はこの先30年を背負っていける若さと情熱、そして覚悟をもって、福島の日本の次の未来を、全身全霊切り開きます」

衆議院選挙は27日に投開票で、期日前投票が16日から順次、福島県内各地で始まる。