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福島県で初の日本版ライドシェア 二本松市のタクシー会社に許可 運転手ではない従業員で運用

福島運輸支局は、11月28日に福島県二本松市の「昭和タクシー」に県内で初めて「日本版ライドシェア」の事業を許可したと公表した。

「日本版ライドシェア」は、地域交通の担い手不足解消のために、2024年度から始まった仕組みで、いわゆる「白ナンバー」の車や一般ドライバーが有償で運送サービスを行うことができるもの。

昭和タクシーには、午前7時から午後2時台まで二本松市内に限って1台分の「日本版ライドシェア」が許可されていて、タクシー運転手ではない従業員が業務用車両を使って事業を行う計画という。

昭和タクシー株式会社の安斎文彦社長は「混雑する時間帯では、お客様に届くのが遅れていたっていうものが解消されたり、お断りするような場面があったときに断らなくてもよかったり、そういう意味では地域のためにもプラスになっている」と話す。

「日本版ライドシェア」について、国土交通省は「効果や安全面を定期的に確認しながら仕組みの見直しを行う」としている。