福島県では10月末までに発生した火事は、549件に上る。特に今の時期は、ストーブなどの暖房器具の使用や、空気が乾燥していることで火事が増える傾向にある。命と財産を守るためにも火の取り扱いは十分に注意してほしい。

そんな中、12月1日には福島県いわき市で住宅１棟が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかった。
火事があったのはいわき市金山町の住宅で、警察によると1日午後9時20分ごろ、近くの住民から「住宅の1階の窓から煙と火が見える」などと消防に通報があった。
火は約3時間後に消し止められたが、木造平屋建ての住宅1棟が全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかった。
火事の後、この家に住む片柳栄延さん（72）と連絡が取れなくなっていて、警察が遺体の身元の確認を急ぐとともに出火の原因を詳しく調べている。