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不登校の児童生徒増加に対応 福島県が小学6年生対象に意識調査 今年度中に実施へ 県教育長が明らかに

福島県内の公立学校で不登校の児童生徒が増えていることを受けて、県は小学6年生を対象に意識調査を行う。

これは12月5日開かれた福島県議会で県民連合の椎根健雄議員からの代表質問に県の教育長が応え、明らかにした。
文部科学省の調査では、県内の小中学校で不登校となっている児童・生徒は2023年度初めて4千人を超え、公立学校では小学生で61人に1人、中学生で15人に1人の割合となっている。

中学校への進学で不登校になる子どもが増える傾向があることから、福島県は2024年度中に公立学校の小学6年生を対象に、中学校生活への不安を聞き取るなどの意識調査を行い、早めの相談体制を構築した上で支援につなげたい考え。