福島県の子ども「肥満傾向」の割合が全国平均を上回る
2023年度に国が行った健康調査で、福島県内の5~17歳までの子どものうち、男女全ての年齢で肥満傾向の割合が全国平均を上回った。
文部科学省は子どもの発育や健康状態を把握するため、毎年5歳~17歳までを対象に健康調査を行っている。
福島県内では165校の小・中学校、高校が対象で、調査結果によると標準体重よりも20%以上重い「肥満傾向」の割合が、男女の全ての年齢で全国平均を上回った。
このうち11歳が男女ともに最も肥満傾向の割合が高く、男子が19.45%で全国ワースト2位。女子が13.63%で全国ワースト6位だった。
県は「県内の子どもは1週間の運動時間も全国と比べて短い傾向にあり、今後も自身で健康管理ができるようにする教育に力を入れる」としている。