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大谷翔平選手の偽ユニホームなどを販売した男に有罪判決(福島県)

福島地裁いわき支部で27日、商標法違反などの罪に問われた被告の男の判決公判が開かれた。

判決によると、島根県の会社員の男は、輸入して転売するユニホームが正規品でないことを認識しながら、商標権を侵害する物品を販売した。
判決公判で福島地裁いわき支部の有本祥子裁判官は「合計775万円もの不正な利益を得た。貯金を殖やすために犯行に及んだと供述し、私欲的な犯行」などと指摘。一方で「反省の態度と、更生の意欲を示している」として、被告の男に懲役1年6ヵ月・執行猶予3年、罰金50万円の有罪判決を言い渡した。

被告の男は判決公判の中で「信用してくれた方、家族、世の中の方々に対して、心からお詫び申し上げます。申し訳ございません」と述べた。