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ロボットや放射線科学など国の復興中核拠点「F-REI」(エフレイ)の建設始まる

起工式が行われたのは、福島県浪江町に建設される福島国際研究教育機構通称「FーREI」。国の復興中核拠点とされる「FーREI」は、日本の科学技術力と産業競争力の強化を目指すために作られる施設で、ロボットや放射線科学など5つの分野を研究し、福島から世界へ発信していく。

<5つの研究分野>
【1ロボット/2農林水産業/3エネルギー/4放射線科学・創薬医療、放射線の産業利用/5原子力災害に関するデータや知見の集積・発信】

今回、建設される予定地は、約16万9000平方メートル、研究施設内では約1000人の雇用が見込まれている。

<伊藤忠彦 復興相>
「本施設の整備が世界でここにしかない多様な研究・実証・社会実装の場の実現に繋がるものと確信をいたしております。」

国は2031年3月までに全ての研究施設を完成させる方針。