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防災大百科

コロナ禍 防災先進地『福島』で作る
デジタル防災社会

<過去の寅年を振り返ってみると、ある傾向が見えてくる>
過去30年を対象に、福島県福島市の年間降水量の平均を十二支別にまとめた。
3位 【亥年】 1281.5ミリ
2位 【未年】 1382.8ミリ
1位 【寅年】 1522ミリ
30年間の平均は1207ミリ。寅年は平均よりも300ミリ以上多く雨が降っていることになる。
(ちなみに...最も少なったのが子年の1020.8ミリ)

<寅年の雨は、過去に甚大な被害>
1998年に福島県を襲った『平成10年8月末洪水』
東北地方に停滞していた前線が活発化し、降り始めからの総雨量が1267ミリに達した福島県西郷村では
大規模な土砂崩れ発生。高齢者福祉施設「太陽の国」で5人が犠牲に。福島県内全体では11人が亡くなった。

また、12年前の2010年に福島県郡山市を襲ったのは『都市型豪雨』
発達した積乱雲により、郡山市では1時間に46.5ミリの激しい雨を観測。
JR郡山駅西口周辺で床上・床下浸水があわせて200戸以上発生し、
浸水対策を強化する大きなきっかけとなった。

<防災通知アプリ『Yahoo!防災速報』に新機能>
この災害情報をいち早くキャッチできるアプリに、新たに加わったのが直ぐに被害状況を共有できる機能。
これは、ユーザーがTwitterに投稿した写真や動画などの災害情報を、地図上にリアルタイムで表示されるもの。
どこで、どのような災害が起きたのかが視覚的に分かるようになった。
ヤフーは今後も、インターネット技術を活用し一人でも多くの命が助かる環境を整備していくとしている。


◇動画はYouTube 福島ニュース【福テレ】でご覧いただけます。

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