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秋の台風シーズン 再度災害のリスクも...大雨被害から2カ月 進まぬ復旧

2022年8月3日からの大雨では、福島県金山町で8月の観測史上最大となる1時間で65ミリの降水量を観測するなど、記録的な雨となった。
この大雨により、福島県内では道路や農地などに被害が相次ぎ確認されている。

《農林水産業関連》・・・被害額は36億9400万円余り。このうち農地や農業用施設については、全体の7割以上が喜多方市に集中していて、被害額は21億8000万円に上っている。
《道路などの公共土木施設》・・・道路や河川などの被害は約62億円に上っている。福島県は被害状況の調査と復旧に向けた計画策定を急いでいて、2022年内に8割の工事を始めたいとしている。


今回の大雨では、会津地方の観光地も大きな被害を受けた。かき入れ時の冬の観光シーズンを前に、復旧の見込みが立たない現場もある。
福テレ防災アドバイザーの松尾一郎さんは「被害が大きくなると県の予算だけでは対応できない。国の事業費を使って復旧を行う、数も多いので調整を含めると終了するまで相当時間がかかる。だけど、重要な事は今後も再度災害は起きる・台風は来るので復旧はより強靱な国土復旧を目指すべき」と話す。

動画はYouTube 福島ニュース【福テレ】でご覧いただけます。

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