春に食べたい！旬のタケノコを使った健康レシピ

タケノコは、主に『カリウム』や『食物繊維』が豊富。
カリウムは、利尿作用やむくみ予防、高血圧のもとになるナトリウムの排泄。食物繊維は、腸内環境を整え免疫アップにも効果が期待できます。。
また、うま味成分であるグルタミン酸やアスパラギン酸、チロシンも含まれています。

そんなタケノコを使った簡単料理を、福島学院大学の講師で管理栄養士の田村佳奈美先生に教えていただきました。
田村先生によると茹でたときに出る白い塊はチロシンで害はないという。タケノコは採って時間が経つと、どんどんアクが強くなるため、出来るだけ新鮮なうちに下茹でしてアク抜きをしましょう。
下茹でしたタケノコは、冷蔵で3日程度の保存がベストだそう。

＜たけのこ入りシュウマイ＞（4人分）
シュウマイの皮・・・・1袋
タケノコ水煮・・・・・120g(小1/2ヶ)
豚ひき肉・・・・・・・・240g
タマネギ・・・・・・・・・・1/4ヶ(50g)
パン粉・・・・・・・・・・大さじ2(10g)
酒・・・・・・・・・・・・・大さじ1(15g)
醤油・・・・・・・・・・・小さじ2(12g)
オイスターソース・・・・小さじ2(12g)
ごま油・・・・・・・・・・・小さじ2(8g)
生姜(すりおろし)・・・小さじ2(10g)
キャベツなどの野菜・・適宜
練がらし、醤油・・・・・適宜

【作り方】
①タケノコとタマネギをみじん切りにする
②ボウルにひき肉・タケノコ・タマネギ・パン粉・調味料を全て入れよくこねて、シュウマイの皮で包む
③フライパンにアルミホイル・粗く刻んだキャベツなどの野菜を敷いてシュウマイを並べ、アルミホイルの下に水を入れて強火～中火で5～6分蒸す
※キャベツと一緒に、残ったタケノコを細切りにしたものを敷いてもいい
※蒸し器を使ってもいい

＜たけのこのカレー金平＞（4人分）
タケノコ水煮・・・・・200g(小1本)
ニンジン・・・・・・・・・・・100g(小1/2本)
サラダ油・・・・・・・・大さじ1(12g)
酒・・・・・・・・・・・・・大さじ1(15g)
みりん・・・・・・・・・・大さじ1(18g)
醤油・・・・・・・・・・・小さじ2(12g)
和風顆粒だし・・・・小さじ1(3g)
カレー粉・・・・・・・・・小さじ1(2g)
きざみ青ネギ(あれば)少々

【作り方】
①タケノコとニンジンは1センチ幅程度の短冊切りにする
②フライパンにサラダ油を熱し、ニンジンとタケノコを炒める
③全体に油がまわったら、酒とみりんを加えて中火でときどき混ぜながら炒める
④ニンジンが軟らかくなったら、和風だし・カレー粉・醤油を加えて全体によくなじませる
⑤皿に盛り付け、あれば刻んだ青などを散らす
※ベーコンやウインナー、ハムなどを加えるとたんぱく質がアップします

☆☆☆☆☆　菅家キャスターからのコメント　☆☆☆☆☆
どちらの料理もタメノコのシャキシャキとした食感が楽しく、香りから春を感じられます。
くっついてしまうので、シュウマイ同士の間隔を〝あけて″蒸すことが大切！
また余ったシュウマイの皮は、スープなどに入れるとワンタンのようでおいしいです！

◇動画はYouTube　福島ニュース【福テレ】でご覧いただけます。