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ヤマツツジの名所・高柴山 例年より早く見ごろに
あすにプラスになる話題をナビ―ゲートしてくれるのは福テレアナウンサーの幡谷さん。
福島県の小野町と田村市にまたがる標高884メートルの高柴山。山頂にある展望台からは、吾妻連峰や安達太良山、阿武隈山地の名峰である大滝根山などが望める。
山頂の一帯に群生している約3万株のヤマツツジは、例年よりも一週間早く開花し見ごろを迎えている。
高柴山は、登山口から山頂まで約30分。気軽に散策できるハイキングスポットとして初心者にも人気で、快晴に恵まれた5月17日は多くのハイカーが訪れていた。
いわき市から訪れた人は「赤い景色がちょうど青空とマッチしてすごく良いところに来たなと。ウキウキしています」と話した。
毎年、高柴山の剪定や整備などを行っている田村市大越町の佐久間辰一さんによると、明治末期から昭和の始めにかけて、馬の産地だった大越地方の各農家が放牧地として高柴山を利用した時、山頂に放牧された農耕馬が新芽を食べ剪定されたことから、次第に美しいツツジの大群落が形成されたといわれているという。
高柴山の山頂までのルートは、田村市大越町「牧野登山口」・田村市船引町「門沢登山口」・小野町「浮金登山口」の3ルートがあり、それぞれ登山口付近に駐車場がある。
佐久間さんによると、田村市大越町「牧野登山口」船引町「門沢登山口」は上級者向けのコースなので、初心者は小野町「浮金登山口」から登るとよいそうだ。