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緊張の連続...スズメバチを駆除せよ! 夏から秋にかけて特に凶暴・攻撃的に
福テレアナウンサーが「これだ!」と思った話題を伝える「アナこれ!」
今回は矢崎さん。初秋は特に攻撃的になるというスズメバチ。農学博士で、福島県で15年以上スズメバチの駆除などを行う大類幸夫さんに同行し、駆除のお手伝いをしてきた。
◇動画はYouTube 福島ニュース【福テレ】でご覧いただけます。
身近で凶暴なキイロスズメバチ
まず向かったのは福島市にある鹿島神社。さっそく巣があることを伝える注意書きを発見...緊張が高まる。「スズメバチも色々な種類がいて、特に危険なのが今回駆除するキイロスズメバチ。かなり身近なスズメバチで凶暴性もあって日本で一番刺されているスズメバチです」という。
企業秘密のテクニックで挑む
刺されると最悪の場合、死にいたることもあるというキイロスズメバチ。神社の本殿の軒下にできた直径・約20センチの巣の周りには無数のスズメバチが群がっている。
夏から秋に攻撃性が高まるとされるスズメバチ。ハチの毒針が刺さらない専用の防護服に着替えて、いざ、駆除に密着!...「すみません。ここからは企業秘密で取材NGです」と大類さん。高所にある巣は秘密のテクニックを使って駆除するため、残念ながら撮影できなかった。が、無事に駆除をした。
次の現場での作業中...緊急連絡
続いて向ったのは、とある住宅。ベランダにできた「コガタスズメバチ」の巣...防護服に着替えて駆除に取り掛かる。巣に向け殺虫剤を噴霧。中のハチが死んだら、壁から巣を切り離す。再び巣を作らせないように、逃がしたハチを捕まえるため粘着シートを巣があった場所に設置すれば作業は完了...ここで1本の電話が。「けさ、ハチに刺された」「巣を駆除してほしい」と緊急の連絡が入り、急遽現場に向かうことに。
ハチに刺された駆除してほしい
男性が刺されたのは、庭に置かれていたタイヤに出入りするキイロスズメバチ。凶暴で警戒心が強く、近づくだけで何匹もハチが寄ってくる。見えにくい所にも巣を作るスズメバチ。現れたのは、巨大な巣...その巣に指で穴をあけ、その穴からも殺虫剤を噴射。巣の中のハチの動きを止め巣を回収する。作業開始から約30分。30センチほどの巣を無事に駆除。
巣を作らせないことが大事
大類さんは「床下とか屋根裏に巣をつくることもある。そういったところにはネットを張るなどして、入ってこられないようにしておくことが大事」と話す。
郡山消防本部によると、万が一ハチに刺された場合は、傷口を流水で洗い流し、体調に変化があればすぐに病院へ行くか119番通報を推奨しているという。
そして巣の駆除は自分でせずに、専門の業者に依頼するようにしてほしい。