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地元産の米粉を使い新たな特産品を 富岡町夜の森にバウムクーヘン専門店
あすにプラスになる話題をナビ―ゲートしてくれるのは福テレアナウンサーの松山さん。
福島県富岡町夜の森。ここは桜のトンネルが有名だが、そのすぐ近くに8月4日にバウムクーヘン専門店の「BAUM HOUSE YONOMORI」がオープンした。
歯科医院だったところをリノベーションした店内は、木のぬくもりを感じられる温かみのある空間。この日も、多くの客が訪れお土産や自宅用に買い求めていた。
震災前は、富岡町の基幹産業は「農業」だった。この店では地元で栽培したコメを店で製粉し、バウムクーヘンに使用している。毎日、専用の機械で1本1本丁寧に焼き上げている。
購入した商品は、イートインスペースで食べることができる。コーヒーもセルフでいただける。
オープンから2カ月がたち、幅広い年代の客から「おいしい」との言葉をもらえていると話すオーナーの遠藤一善さん。復興を目指す富岡町の新しい特産品に、地元で栽培したコメを使いたいと、米粉のバウムクーヘンを販売している福島市の「バウムラボ樹楽里」に相談し実現したという。
いまは「プレーン」と「さくらもち風」と「ハード(玄米)」の3種類を販売。カットして楽しむホールタイプのものや、一人分の大きさに作られた小分けのサイズがある。9月からは、お取り寄せもできるようになった。今後は、周辺地域の様々な特産とコラボしたり、商品を増やしたりして町の復興を後押ししていくという。
<バウムハウス ヨノモリ>
富岡町字夜の森北3丁目14-2
【営業時間】午前10:00~午後6:00
【定休日】無休