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海苔を知り尽くした専門店が作る限定20食の究極「のり弁」
あすにプラスになる話題をナビ―ゲートしてくれるのは福テレアナウンサーの幡谷さん。
福島県郡山市鳴神にある「郡山島田海苔店」は、創業は47年。東京都大森にある江戸時代から続く老舗、「島田由兵衛商店」という海苔店から暖簾分けした店だ。高級寿司店やおにぎりの店など業務用の海苔を卸す専門店だったが、海苔のおいしさをたくさんの人に知ってもらいたいと、2020年に工場併設の直売所をオープンした。
直売所には、焼きたての海苔からユニークなネーミングの海苔まで約20種類が並ぶ。気になった海苔があれば試食をして購入することができる。看板商品の「ノリノワール」(半切れ20枚864円)は、厳選した海苔の中から希少なプレミアム焼き海苔。また「乾のり」(594円)は、乾燥させただけの焼く前の海苔で、スーパーなどでは滅多に買うことができない珍しい商品だそう。焼き海苔と違い、磯の風味と甘みが強く、コリコリした食感。火にかけて自分で好みの焼き加減にもできるという。
そして2023年7月からは、自慢の海苔を使った弁当の販売がスタート。一日限定20個の「初代海苔弁」(1080円)は、専門店が作る海苔に特化した究極ののり弁だ。
「海苔醤油ごはん」は上質な粉海苔と福島・天栄村の鈴木醤油店のしょうゆを混ぜたごばんを、パリパリ海苔を巻いて食べる。「ばらぼしごはん」は海苔を乾燥させた海苔をゴマ油と塩で味付け。海苔のコリコリ感が楽しい一品。
専務取締役の伊丹大介さんは「自称・日本一小さな海苔店だが、海苔のおいしさで人を幸せにできるような日本一の海苔屋を目指している」と話す。
<郡山島田海苔店>
郡山市鳴神3丁目227
【営業時間】午前9時~午後6時
【定休日】日曜日・祝日