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「城下町で美味しい散策を」と福島県会津若松市で始まった「まち歩きスイーツ&カフェ」は、パンフレット掲載店でワンコイン・500円でスイーツが楽しめるイベント。(期間は2024年3月31日まで)

2023年は9月から11月までの期間限定で、会津若松市とゆかりが深い「抹茶」に特化した「まち歩き抹茶スイーツ」を開催している。イベントのための特別な抹茶スイーツを市内のカフェ8店舗で1000円で味わえる。
11月30日まで、対象店舗や会津若松市の観光案所でパンフレットを入手。裏面にあるスタンプラリー用の台紙には「カフェ」「着物でカフェ」などのお題が書かれていて、クリアするとスタンプがもらえる。スタンプの数に応じて、抽選で豪華商品が当たるという。

お題には「着物でカフェ」というものも。「きもの伝承・雑貨商きずな」では、会津木綿の着物などをレンタルしている。シンプルな模様を可愛く着こなして城下町を散策できる。
【定休日】不定休
【レンタル時間】午前10時～午後4時
【レンタル料金】3500円～

着物を着てカフェ巡りへ。築200年以上の蔵を改装した「アンティークCafe 中の蔵」では手作りスイーツや水出しコーヒーを会津漆器で提供してくれるという。ここで味わえるイベントスイーツは「そば抹茶クレープセット わらび餅添え コーヒー付」1000円。
◇会津若松市大町1－3－51
【営業時間】午前11時～午後5時【定休日】木曜日

またお題には「呈茶」というものも。鶴ヶ城麟閣または御薬園で呈茶を味わうとスタンプがもらえる。
約600年の歴史をもつ「御薬園」は、小鳥のさえずりと水が流れる音を聞きながらゆっくりと景色を楽しむことができる。モミジの葉も赤く色づき始め、11月上旬が見ごろのピークとなりそう。ゆったりとした時間を楽しみながら、抹茶をいただく贅沢なひと時が過ごせそうだ。
＜御薬園＞
【開園時間】午前8時30分～午後5時
【入園料】大人330円・高校生270円・小中学生160円
【抹茶一席】オリジナル菓子付き　600円※午前9時30分～午後3時30分までの提供

さらには「温泉」というお題もあり、会津の名湯も楽しめるラリーになっている。スタンプを2つ以上集めて提携している宿泊施設の日帰り入浴へ向かうと、500円で利用できる。
＜東山温泉　原瀧＞
東山温泉でも珍しい自家源泉を持つ宿。露天風呂では目の前に原滝と紅葉のコラボを眺めながらゆっくりとお湯につかることができる。
【日帰り入浴】午後1時から午後8時

またお土産選びにもぴったりな「和菓子1000円以上購入」というお題も。
＜伊勢屋製菓＞
会津若松市大町1丁目3－1
【営業時間】午前9時30分～午後6時30分
【定休日】水曜日
◇椿餅6個入り　510円
◇串団子1本　110円

鶴ヶ城に隣接する茶室「麟閣」があるように、会津と抹茶は深いつながりがある。抹茶はもちろん、会津の文化を楽しむことができるスタンプラリー。期間中であれば、何日かに分けて巡ることも可能なので、ゆっくり楽しんでみては。