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暑さを甘さに変えて...ナシの収穫はじまる 旬を迎えた"幸水" 甘くみずみずしく【福島発】

お盆明け後も続く"暑さ"。8月20日も各地で30℃越えとなるなか、旬を迎えた果物は順調に生育を進めている。

最高気温が34.2℃となった20日の福島市。街の人は「じめじめしてますし、水飲んでも飲んでも、身体から汗でバーッて出てしまうみたいになってしまいますよね」「暑すぎます。なかなか出ないですね、家からは」と話す。

県内各地も30℃越えの暑さとなり、2日連続で熱中症警戒アラートが出された。20日午後5時半時点で熱中症の症状で10人が運ばれていて、夜も水分補給など対策が必要だ。

一方、この暑さで甘さを蓄えているのが...。
福島テレビ・市川果桜記者:「フルーツ王国ふくしま、梨の季節がやってきました。
大きく実った実は1つ1つ丁寧に収穫されています」

福島市の果樹園で収穫の最盛期を迎えている"幸水"。特徴である甘さとみずみずしさは、適度な雨と暑さで育まれる。
石田果樹園の石田仁一さんは「おかげさまで台風5号、7号もそれましたんで、この高温で昨年と違って順調に成形しました。肌がきめ細やかで、肉質も柔らかくて美味しくできてると思います」と話す。

暑さを甘さに変えながら...美味しく実った自慢のナシを届ける。