懲役9年を求刑 ほぼ寝たきりの父親を暴行・死亡させた39歳息子の裁判 福島・新地町
父親に暴行を加え死亡させた罪に問われている被告の男に、検察は懲役9年を求刑した。
起訴状によると、福島県新地町の無職・山木秀芳被告(39)は、2023年10月当時69歳の父親に暴行を加え、肋骨の骨折による呼吸不全で死亡させたとされている。
9月17日の論告求刑公判で、検察側は山木被告がほぼ寝たきりの父親に何度も暴行を加えた犯行の悪質性を指摘した上で、「情状酌量の余地はない」として懲役9年を求刑した。
一方、弁護側は山木被告が患っていた統合失調症の影響や今後の更生が十分に可能と主張し、執行猶予付きの判決を求めた。
判決は9月20日に言い渡される。
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