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どう乗客の安全を守る? 会津鉄道で事件・事故を想定した対応訓練 警察や消防など80人が参加《福島県》

鉄道で事件や事故が起きた場合に、どのように乗客の安全を守るのか?会津鉄道の会津田島駅では、警察や消防など関係機関から80人以上が参加し、対応訓練が行われた。

訓練は、列車が駅を出発する直前に刃物を持った男が暴れ出すという想定で、乗客を安全に避難・誘導する方法を確認した。
また、事故を想定した訓練も行われた。会津鉄道では2019年に列車の脱線事故が起きていて、車両をレールに戻す方法を学んでいた。

訓練に参加した人は「倒木による脱線とか起こりえることなので、日ごろの訓練が役に立つかなと思う」と話した。

会津鉄道株式会社の鈴木重敏社長は「鉄道事業者としては、お客様の安全が一番ですので、安全安定輸送というのを心がけて皆さんと頑張っていきたい」と話す。

参加した人たちは、緊急の事態に素早く対応できるよう連携を強めていた。