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甘くはない!スイーツ甲子園 全国の高校生が福島の食材でお菓子作り競う 福島の高校生も決勝の舞台に

スイーツに情熱を注ぐ高校生の全国大会、この戦い決してあまくはない!

福島県楢葉町と広野町にまたがるJヴィレッジで開かれた「スイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップ」。全国の高校生がお菓子作りの技術とアイディアを競うこの大会。700件を超える応募から厳正な審査を経て、12組が決勝の舞台に進んだ。

福島テレビ・氏家彦斗記者:「この大会では、4種類のテーマ食材を使ってそれぞれスイーツを作ります。これらは福島県産のもので、復興を後押しする狙いもあります」

福島県内で唯一決勝に進んだペアが、あさか開成高校の加茂心結さんと三浦聖央さん。「福島県民として精一杯頑張りたいと思います」と話す三浦さん。2人は楢葉町のサツマイモを使ったスイーツを作る!

審査をするのは、国の内外で活躍するパティシエたち。道具の扱い方や衛生面、お菓子作りの姿勢なども評価する。
調理開始から約1時間半。続々と創意工夫溢れるスイーツが出来上がっていく。2人も仕上げの段階。慎重に、丁寧に飾り付けて...パイ生地に小さなシュークリームが乗ったフランス菓子の定番「サントノレ」が完成した。

楢葉町のサツマイモをデザインした加茂心結さんは「福島の食材が美味しいっていう事を皆さんに伝えられたら嬉しいなと思います」と話す。
2人のスイーツは惜しくも最優秀賞とはならなかった。

高校生が本気でスイーツに向き合ったこの大会。4つのテーマ食材ごとに最優秀賞に輝いた生徒が、今後オリジナルスイーツを開発し、2025年2月東京で行われるイベントで販売する。