8月30日の福島県内は夕方にかけて非常に激しい雨が降ると予報されていて、大雨警報がいわき市に発表されている。

30日午前9時20分過ぎに大雨警報が発表された福島県いわき市。錦町のアンダーパスは通行止めの措置が一時取られた。午前10時30分までの24時間に降った雨の量は、いわき市山田で105.5ミリを観測した。
この雨の影響などにより、いわき市内では午前11時時点で100戸が停電していて、東北電力が復旧作業を進めている。

台風10号から湿った空気が流れ込んだ影響などで、30日の福島県内は夕方にかけて中通りと浜通りを中心に、雷を伴って非常に激しい雨が降るとみられている。
31日午前6時までの24時間に予想される雨の量は、いずれも多い所で中通りと浜通りで100ミリ、会津で60ミリとされている。

気象台が、大雨による土砂災害や低い土地の浸水などに警戒を呼びかけている。