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条例施行前に設置のメガソーラーにも指導・勧告を 福島市環境審議会 メガソーラー規制の条例制定に向け

福島県福島市でメガソーラーを規制する条例の制定に向けた審議会が開かれた。

福島市には現在26のメガソーラーがあり、景観の悪化や土砂災害のリスクが指摘されている。市は山地へのメガソーラーを望まない宣言を表明しているが、その後も設置計画の打診が相次いだことなどから、メガソーラーを規制する条例の制定を目指している。

8月29日開かれた審議会で、市が設置禁止区域の設定などを盛り込んだ骨子案を示すと、専門家からは「条例施行前に設置されたメガソーラーに対しても指導・勧告ができるようにすべき」などの意見が出された。

市は審議会の意見を反映させたうえで、2025年3月の市議会定例会に条例案を提出し、4月からの施行を目指す。