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火事で全焼した造船所の復旧支援に1億5千万円計上 福島県の補正予算案 LPガス使用世帯に約千円補助も

福島県は火災で全焼した造船所の復旧補助などを盛り込んだ補正予算案を発表した。

9月2日福島県の内堀知事が発表した総額26億5500万円の補正予算案では、今年2月に火災で全焼した相馬市の松川造船の復旧支援として1億5000万円が計上されている。

内堀知事は「今後、本格操業再開に向け水揚げを拡大していく上で、当該施設が担っていた機能の復旧が不可欠と判断したため」と説明した。松川造船は相馬市唯一の造船所で、火災により漁船の造船や修理に影響が出ていた。

このほか、LPガスを使用する世帯に約1000円を補助する県独自の支援策などを盛り込んだ補正予算案は、県議会9月定例会に提出される。