ニュース

秋を探して...浄土平へ 標高1600mではススキやリンドウなどが見ごろ 下旬からは紅葉も《福島県》

9月4日は、福島県郡山市で49日ぶりに最低気温が20℃を下回る18.9℃など、各地で涼しくなった。そんな中、これからの観光シーズンで賑わいを見せる浄土平も秋の気配に包まれていた。

「全然8月と変わった。寒くはないけど、薄いカーディガン羽織るくらい。夜とか朝とか、過ごしやすい」「今日は風があって涼しくて最高の日です」と、街を歩く多くの人が過ごしやすさを感じた9月4日の福島県。
日中の最高気温は、ほとんどの場所で30℃を下回った。

一歩ずつ近づく秋の気配。人気の観光スポットも、装いを変え始めていた。
標高1600メートルにある、福島市の浄土平湿原では、ススキやリンドウ、アキノキリンソウなど、秋を告げる草花が顔を出し訪れた人の目を楽しませている。
4日も、さわやかな風のなか木道を散策する観光客の姿が見られた。

訪れた人からは「暑いと思って、こんな格好で来ましたけど涼しい。来る時にススキとかリンドウ、ウメバチソウなど秋の花々が咲いていて、秋だと思って来ました」「町の風と違う。標高が上ると同時に、すごくさわやかでいいですね。秋を感じます」との声が聞かれた。

浄土平では、秋の花は9月中旬までが見ごろ。
9月下旬から10月上旬にかけては、紅葉のシーズンを迎える。