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東日本大震災から13年半 福島・南相馬市の沿岸部で行方不明者の一斉捜索 県内で196人が行方不明

9月11日で震災から13年半。福島県南相馬市の沿岸部では、行方不明者の捜索が行われた。

南相馬市鹿島区の烏崎海岸では、震災の犠牲者に黙とうを捧げたあと、行方不明者につながる手掛りがないか捜索が行われた。捜索には、南相馬警察署の署員とこの春採用され、警察学校に入校した初任科生約60人が参加した。
初任科生の西澤琥珀巡査は「遺族の無念を晴らすための最後の砦であるので、強く気持ちをもって捜索にあたらないといけない」と話した。

県内では震災で1614人が亡くなり、今も196人が行方不明となっている。
また、8月1日時点で原発事故の影響などで1万9969人が県外に避難している。