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雨の中でも力強い走りを披露 敬老の日恒例の「マスターズ駅伝」 最高齢は初回から参加の84歳【福島発】

2024年で20回目を迎えた「マスターズ駅伝競走大会」は、中高年の健康づくりを目的に「敬老の日」に毎年開催されている。

「きょうは筋肉痛。でも、なんとか完走します」と話すのは。最高齢の参加者、84歳の及川誠之さん。この大会には、初回から参加している。2024年は4キロのコースを見事完走した。及川さんは「後半スピード出ませんでした。坂だし、まぁこんなものでしょ。80過ぎになってるんだから、若い人が羨ましいよ」と話す。

及川さんに、元気の秘訣を聞いてみると...「走りが一番かな。毎日1回走って、汗かかないとダメなんです。やっぱり」とのこと。
ほかの参加者にも聞いてみると、77歳女性は「立って動いてるとか、常にどこかしらは身体を動かしてます」と話し、69歳男性は「ランニングが健康の一つかなと思うんですけど、ただちょっと走りすぎ腰が痛い。しょうがないね、年だから」と話してくれた。

福島県によると、2024年8月1日の時点で県内の65歳以上の高齢者は57万8180人。前の年より442人増え、県内の人口に占める割合は33.8%と、これまでで最も高くなっている。