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9月24日から福島県全域が盛土規制法の規制区域に指定へ

福島県は9月24日から県内全ての地域を「盛土規正法」に基づく規制区域に指定する。

「盛土規正法」は、盛り土によって人命に被害を与えるリスクのある区域を「規制区域」と定めるもので、一定規模以上の盛り土をする場合は事前に計画や規模などについて知事の許可が必要となる。違反した場合は、最大で3億円以下の罰金などが科せられる。

福島県内ではすでに西郷村・矢祭町・白河市と中核市3市(福島市・郡山市・いわき市)の計6つの市町村で盛土規制法が適用されていて、9月24日からは残る53の市町村で「規制区域」が定められ、県内全てが盛土規正法の対象となる。

福島県は、県内全域で盛土規正法が適用されることに伴い、県内8つの建設事務所に盛土監視員を配置するなどして危険な盛土の規制に取り組む。