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福島の日本酒を東京で楽しむイベント 52酒蔵から102銘柄 新橋駅・SL広場で4日まで開催

東京で福島の日本酒を堪能できるイベントが、2024年も始まった。
10月3日・4日の二日間、東京・新橋のSL広場では「ふくしまの酒まつり」が開催されている。2024年は、1時間早い午後3時からイベントが始まり、日本酒好きが大勢集まっていた。

<復興応援の感謝を込めて>
東日本大震災からの復興を応援してくれた皆さんへ感謝を伝えるために始まった「ふくしまの酒まつり」。2024年は福島県内52の酒蔵から102銘柄が集まっている。
このうち40の蔵では関係者も訪れていて、説明を受けながらお酒が飲めるのも、この場所ならではの楽しみとなっている。

<前売り券は完売>
イベントは、60分入れ替え制で、チケットを購入して好きな日本酒と引き換えるシステムだ。2024年は初めて、大堀相馬焼のおちょこがついた前売りチケットも販売されたが、前売り券・約1400枚は10月2日までにほぼ完売。
イカ人参やメヒカリの南蛮漬けなどが入った福島の味を楽しめる特製おつまみBOXと、酒・おつまみ券5枚がセットになった当日券(2000円)が販売されている。

<新しい楽しみ方も提案>
そして、日本酒のおいしさをもっと知ってもらおうと、新しい飲み方も提案している。それが「日本酒ハイボール」、日本酒を炭酸水で割ることで、炭酸の爽快感と日本酒特有の香りを楽しめるという。

SL広場でのイベントは午後8時までだが、会場近くの飲食店では福島の日本酒や料理を提供していところもあり、多くの人が福島の食と酒に酔いしれる二日間となりそうだ。

《ふくしまの酒まつり》2024年10月3日~4日 午後3時~午後8時
【場所】東京・新橋駅前SL広場
【当日券】2000円(特製ふくしまの肴BOX・ふくしまの酒引換券5枚)