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パリパラのメダル獲得で注目の競技「ボッチャ」の県代表を決める「ふくしまカップ」開催へ<福島>

福島県は2024年12月1日に福島トヨタクラウンアリーナで「ボッチャふくしまカップ2024」を開催する。この大会はボッチャを通じて、年齢・性別・障がいのあるなしにかかわらず、すべての人が一緒に楽しみ、競い合うことで、多様性の理解を深め、互いに尊重し合える社会の実現を目指す。

参加チームは一般参加と特別推薦の計48チームで、1チームあたり選手3人、障がいの有無や程度は問わず、県内に在勤・在住・在学する人を1人以上含めることなどが条件。優勝チームには、2025年4月に東京で開催予定の「ボッチャジャパンカップ」の福島県代表の出場権が与えられる。

10月31日まで福島県のホームページの応募フォームから申し込みを受け付けていて、県の担当者は「経験者も未経験者もボッチャを楽しんでもらいたい」と多くの参加を呼びかけている。

ボッチャは、目標となるボールにどれだけ多くのボールを近づけられるかを競うスポーツで、パラリンピックの正式種目になっている。パリパラリンピックでは、福島市出身の遠藤裕美選手が女子の個人種目で初の銅メダルを獲得し、団体でも銅メダルに輝いた。