郡山32人死傷ガス爆発事故 ガス管を点検した1人を在宅起訴へ 「不起訴不当」受け検察が再捜査【福島】
この事故は4年前の2020年7月、福島県郡山市の飲食店でガス爆発が発生し、1人が死亡、31人が重軽傷を負ったもの。
検察は、書類送検された飲食店を運営する会社の社長など5人を不起訴処分としたが、2024年1月、検察審査会の「不起訴不当」の議決を受けて、死亡した1人を除く4人について再捜査していた。
関係者によると、書類送検された4人のうち検察はガス管の点検をした担当者1人について過失が認定できるとして、在宅起訴する方針ということだ。
一方、この事故を巡り、福島地裁郡山支部には17件の民事訴訟が提訴されている。