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<福島第一原発>東電が処理水放出から1年間の影響評価を発表

福島第一原発での処理水の海洋放出について、東京電力が開始から1年間の放射線の影響評価を発表した。
処理水の海洋放出は2023年8月から始まり、2024年11月までに10回実施。
累計で約7万8300トン(タンク78基分)が放出されている。
東京電力は2024年8月までの1年間について人や動植物の被ばくの影響を評価し、「国際機関が提唱する値を大幅に下回る」との結論を出した。
人への被ばく評価は、一般の人の線量限度である年間1ミリシーベルトの約5万分の1、動植物は国際機関が公表する基準値の約100万分の1~約1100万分の1だという。
東京電力はこれらの評価結果をIAEAに報告することにしている。