海外の若者たちに「福島のいま」はどう映った? 被災地を視察 東日本大震災から13年9カ月
英語教育や地域づくりに携わる若者と、福島県内で活躍する人や企業との交流を深めようと国と県が実施した事業「JET地域国際化塾」。福島県内の学校で英語を教えるALTや、自治体の職員として働く海外の若者など、福島県の内外から70人が参加した。
浜通りの企業や東日本大震災の教訓を伝える施設などを視察し、地域が抱える課題の解決について意見を交わした。
宮城県名取市でALTとして働くマクゴーリック・アリーシャ・メイさん。
隣の県にいながらも、なかなか福島を訪れる機会はなかったという。「地域の人が一生懸命頑張って、福島をもう一回立て直そうとしていて感動した。地域の人と一緒に頑張るのが大事。福島で自分のビジネスを開いたら最高だと思う」と、震災や原発事故のあと、地域の再生を進める「地元の力」が印象的だったと話す。
福島の「地域づくり」を学んだ参加者たち。福島県は「今回の活動で、見たり聞いたりした福島の魅力を自分たちが働く地域や母国などで発信してもらいたい」と期待している。
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