福島・国見町議会 高規格救急車の開発事業問題で新町長に姿勢問う 職員を町が懲戒処分したことも問題視
福島県国見町の12月議会定例会は、11日一般質問が行われ、11月の町長選で初当選した村上利通町長は、町政の混乱の収拾について今後の姿勢を問われた。
国見町では「企業版ふるさと納税」で寄付された4億円余りを原資に進められた高規格救急車の開発事業が中止となり、内閣府から事業の認定が全国で初めて取り消された。
契約に疑問を持った職員が、町の監査委員会事務局に情報提供するなどして減給処分を受けたことも議会から問題視され、町は「公益通報に関する要綱を策定し、明文化する」と説明した。