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冬の風物詩・凍み豆腐づくりが最盛期 厳しい寒さの中で天日干し 冷たい風に揺られ<福島市立子山> 

福島市の冬の風物詩・凍み豆腐づくりが最盛期を迎えている。

福島テレビ・丹治響貴記者:「師走と言えば立子山の凍み豆腐です。時折冷たい風が吹くと、豆腐の優しい香りが漂って来ます」

福島市立子山で生産されている凍み豆腐は、冬の厳しい寒さのなかで天日干しをすることにより、風味豊かでなめらかな食感を引き出している。

齋藤吉光食品では、10月中旬から始まった凍み豆腐づくりが最盛期を迎えていて、12月9日も、一度凍らせた豆腐を丁寧にワラで結んで乾燥させる作業に追われていた。齋藤吉光食品の齋藤利幸社長は「やっと冬らしき気候になってきたところなんで、これからの仕上がりが期待したい」と話していた。

約300年前に始まったとされる凍み豆腐づくりは、年明けの1月中旬まで続く。