表現は手話・字幕・音 誰もが楽しめるバリアフリーなミュージカル 一緒に歌って踊って会場が一つに 福島
福島県の須賀川市文化センターで上演された舞台「ミュージカルシアターラーニング~大切なことは目には見えない」。物語の進行は手話の通訳、キャストのセリフは大きなスクリーンで字幕表示、そして観客席には音量を増幅させる装置と、目や耳が不自由な人でも楽しめるように演出などを工夫したバリアフリー公演だ。
会場では特別支援学校の生徒など約400人がミュージカルを鑑賞し、一緒に歌ったり踊ったり、会場が一つとなって公演を創り上げていた。
ミュージカルを見るのは初めてという児童は「声も高いし、ダンスもすごくかっこいいと思った」と話し、中学2年生の生徒は「バリアフリー公演だと、皆が心を一つに一緒になれて、すべての演技が皆と繋がっていくから本当に良いこと。広がって欲しい」という。
このバリアフリー公演は、2025年も福島県内での開催が検討されている。
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