新春の伝統行事「大俵引き」の大俵が完成 来年で400回目 重さ5トンの主役を披露<福島・会津坂下町>
「ぱちん、ぱちん」福島県会津坂下町で12月2日から作業が始まった「大俵」づくり。
2025年で400回目を迎える新春の伝統行事「大俵引き」で使われ、東が勝てば米の価格が上がり、西が勝てば豊作になるといわれている。
今年は猛暑の影響でワラの生育状況が悪く、短いワラをつなぐなどして工夫し、高さ2.5メートル、重さ5トンの「大俵」を完成させた。
大俵を作る長峯伸さんは「昨年コメの値段が上がったということもありますので、この大俵引きでより豊作であり、コメの値段も高値で続けばなと思っています」と話していた。
会津坂下町の「大俵引き」は、来年1月14日に行われる。