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従業員とパフォーマー 二足のわらじで観客を笑顔に!ハワイアンズの男子シンクロ復活
福テレアナウンサーが「これだ!」と思った話題を伝える「アナこれ!」
今回は松山さんが、お客さんの笑顔が見たい...そんな思いでパフォーマンスを披露する6人組を取材した。
◇動画はYouTube 福島ニュース【福テレ】でご覧いただけます。
メンバーは従業員
福島県いわき市の「スパリゾートハワイアンズ」もちろんプールは大盛況。このプールを舞台にするのがウォーターボーイズ...ではなく「スプラッシュボーイズ」
メンバーは6人。それぞれがハワイアンズで、接客に清掃や予約受け付けを担当するスタッフだ。
ホテルのレストランでウエイターとして働くキャプテンの遠藤太樹さん。幼いころから泳ぎは大の得意で、チームにとって頼れる存在だという。遠藤太樹さんはメンバーについて「けんかもあり言いたいことを言いながら、どんどん一つになっていった。お互い思っていることがだんだん一致してきたので、今はもう最高の仲間です」と話す。
二足のわらじで苦労も
2021年に結成した「スプラッシュボーイズ」 新型コロナウイルスの影響で、外部からパフォーマーを呼びにくくなったことから、スタッフで何かできないかを考え始動した。しかし、担当する業務の合間を縫い行う練習は、いつしか両立が難しくなり、2022年に活動を休止した。
当時を振り返り、キャプテンの遠藤さんは「ショックでした。いつかは絶対やりたいという思いがありました」と話す。
練習時間の確保のために勤務の調整など周囲のサポートも受け、活動を再開することを決意。自分たちで考えていたパフォーマンスも、映画・ドラマの「ウォーターボーイズ」で指導をしていた関係者の教え受け、難易度の高い技を取り入れた。
その一つが全員で作る「やぐら」 手の位置や組み方の少しのズレが失敗につながるという。「バランスひとつ崩れてしまうと全て崩れてしまうので、みんなの心をシンクロしてやぐらを成功させたい」とキャプテンは語る。
復活公演は大成功
復活したスプラッシュボーイズの定期公演。まずは息の合ったダンスで、観客を惹き付ける。次々に大技も決め、最も難しい「やぐら」も成功!圧巻のパフォーマンスを披露した。
ショーを見た人は「かっこよかった。楽しかった」「6人が合っていて盛り上がった」と興奮を隠せない様子。
復活公演を終え、キャプテンの遠藤さんは「やり切った気持ちでいっぱい。皆さん笑顔で楽しそうに参加されてたので、自分たちも楽しく踊ることができた。日々進化、レベルアップできるように毎日の日々の練習励んでいきたい」と笑顔を見せた。